リーダーに必要な基本スキルは5つ~ボスの品格

本日は、『リーダーに必要な基本スキルは5つ~ボスの品格』と題して内容をご紹介させて頂きます。

私の職務経験(プライム企業20年勤務、自営業歴{※継続中}15年)の中では、様々な職種や人物と出会います。
出会ってきた人の中には、分かりやすく成長を遂げている会社の社長や、ビッグ大家さん(物件を100世帯以上所有)もおります。
また、会社の管理職や各現場の責任者クラスの方も多く接する中で『リーダー的立ち位置』にいる方で、『結果を出し続けている人』『周囲から信頼をされている人、尊敬されている人』も少なからず存在します。

その出会いの中で感銘を受けた『尊敬すべきリーダー格』を備えていると感じた方々の共通点をまとめてみると、シンプルに5つの基本スキルが全員に備わっていると実感したため、本記事を分かりやすくご紹介しようと思いました。

リーダーに必要な基本スキルは5つ~ボスの品格

1⃣ 人の話をじっくりと『イメージを持ちながら』聞く癖がある
解説:
組織や現場の中心にいて、結果を出し続けている人で尊敬されている人は、『相手の話をさえぎらない』人だと思います。
一見簡単そうに思えるかもしれませんね。これが案外難しいんです。
人は、『基本的に自分のしたい話がしたい』という特性があります。
また、自分に興味がない話は『聞く態度』も変わり、『ただ聞いているだけ』として相手に印象をもたらし、結果、『お互いに無駄な時間』として終わってしまうケースが多いようです。
※女子会やママ会のように『内容は重視しないで話すだけで満足』というプライベート感ではなく、今回のテーマはあくまでもビジネスとしての価値観となります。
相手の話を聞きながら『相手の話の内容を頭の中で想像(イメージ)』し聞く事で、『あなたの話を理解しようとしているよ』という表情になります。
相手も『自分の話を真剣に聞いてくれている=自分に興味を持ってくれている』という印象を受けます。自分の話を真剣に聞いてくれている人に悪い気はしませんよね。
よって、話を聞いてくれている人にも興味が湧くという心理が働きます。
リーダー格は、これが当たり前に出来ている人だと思います。

2⃣ 相手に『素朴だけど的確な質問』が出来ている
解説:
1⃣が出来ているため、イメージを持って相手の話を聞いています。
よって、聞いている側は素朴な疑問や気になる事もあります。
例えば、A社員が、『こんな忙しい時期に、めんどくさいクレームが来ました。私の業務量が増えて大変です。どうにか他の人にも私の業務を負担頂けないでしょうか?』
と上司に相談したとします。
リーダー格が備わっている人の回答は、普通と少し違います。
上司『忙しい時期に限ってそういう事が起きるよね。分かるよ。相談する事も時間を要するのに、自分で抱え込まずに相談してくれてありがとう。ところで、そのクレームの内容は今すぐに取り掛からないといけない緊急性があるのかな?もしくは、今手掛けている業務で緊急性がない業務と入れ替えて対応する事は難しいのかな?』

この内容を見て気づく人は多いかと思います。
まず、相手の話をイメージしています。忙しい顔をしている部下が『忙しく仕事をしている様子』を想像し、クレームが来た段階で『嫌な顔』をしているのが目に浮かんだのでしょう。
当然、上司は似たようなな経験をしている人も多いでしょうから、『共感』も少なからず芽生えます。よって、『分かるよ。私もそうだったから。』という気持ちになるのではないでしょうか。
ここが、『イメージしながら聞く』事の大切なポイントです。
次に、上司(リーダー格)になる人は、そのような問題をクリアする能力を有しています。
※ここで間違う上司は、『じゃあ、自分がやってあげる』となるのです。
それでは部下の能力は伸びませんし、せっかくの経験値を得る機会を奪う事になります。
あれもこれもと、全部を同時にとりかかっても『ストレスとミスが増える』事を知っている為、大抵の責任者は、優先順位を見直し『行動スケジュールの変更』を行い、難なくクリアしているはずです。
よって『素朴で適格な質問』であるところで、そのクレームの内容は今すぐに取り掛からないといけない緊急性があるのかな?もしくは、今手掛けている業務で緊急性がない業務と入れ替えて対応する事は難しいのかな?
という会話になるかと思います。

もちろん、現実的にはそれでも文句や不満を言う部下や業者はたくさんいます。
それでいいんです!相手に経験値(考えてもらう機会)の機会を奪っていないのですから。
そこで成長する人(素直な人)もいます。成長しない人(変わらない人)もいます。
私達は神様ではないので、致し方ありません。
間違っても『成長しない人だから、こいつはダメだな』と判断を下すのも危険です。
その人の体調や心理状態が悪いタイミングもあるからです。
大切なことは、『相手』ではなく、『リーダー格の品格を得たい自分自身』が誰よりも考えて行動する事に、自分のスキルアップとしての価値があります。

3⃣ フェアプレーを心掛けている
解説:
リーダー格であり、ボスの品格すら感じさせる人は、『フェアプレー』にこだわる傾向が強いです自分や相手だけでなく、自分自身が考え得るその仕事に関わる人たちにちとっても有益かどうか、反対の言葉としては、『誰かが損をしていないか』と言う点を考えるクセがあります。
そういう品格のある人の言葉や対応には、人は『何か周囲にいる人たちとは違うな』と感じる事も多くあります。
ほとんどの人は、『自分の課された仕事をこなす事で精一杯』な為、心にゆとりが足りません。
よって、冷静にいろんなことを考えられなくなるのです。
ただ、リーダー格であり、ボスの品格を感じさせる人はそうじゃないという現実がこれです。

4⃣ 清潔感を大切にしている
解説:
これも当たり前だと思う人が多いと思います。
オシャレをすればいいという訳ではなく、『清潔感』が大切です。
ユニクロの服でもジャージでも清潔感がある人は多くいます。
具体的に言いますと、品のあるリーダー格は、『鼻毛』が出ていません。
また、耳毛も出ていません。そして『歯が綺麗』です。
さらに全体的に自然に整えており、清潔感があります。
私もこのような人たちの影響で3ヶ月に1回くらいの頻度で歯医者に行くクセがつきました。
少し問題となりそうな項目ですが、私は現実だと思っています。
皆さんも大切な商談の中で、説明する人や責任者(社長含む)が鼻毛が出ていたり、
歯が汚いと話に集中出来ないのではないでしょうか。
清潔感が無い人からいい商談内容を聞かされても『この人は信用しても本当に大丈夫かな?』と無駄に疑ったりする可能性があり、『無駄な要因』となります。清潔感は大切です。

5⃣ 笑顔が多い
解説:
解説いらずな正論ですが、『やっぱり人は笑顔が一番』だと思います。
嘘笑いや、ひきつった笑顔は不要です。苦手な方は無理に笑う必要はありません。
ただ、リーダー格かつボスの品格を感じさせる人は『笑顔は素敵』であるのは間違いないと思います。

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