答えは現場にあり!

本日ご紹介させて頂く内容は、『現場に出向き、現実を直視する』という大切さを少しでも多くの人にお伝え出来ればと思います。

どんな職業でも『人』が行う仕事では現場が存在します。

例えば、金融機関であれば『実際にお金を借りる人や預金をする人、預金をおろす人』など現場が存在します。
不動産屋であれば、『賃貸・管理の窓口(事務所)』があります。
メンテナンス・清掃屋であれば『実際にメンテナンス・清掃をする現場』がありますよね。

管理職など上司と呼ばれる人の多くは、この『現場』目線が弱くなる傾向です。
自分自身が現場にいた頃から、現場を離れて何年経てば現実と自分の認識にズレが生じると思いますか。

昔の人達は10年サイクルという言葉をよく利用していた気がします。
しかし、今はデジタル社会に入り時代の流れは目まぐるしく早いですよね。
インターネットが普及してからの情報量は、330万円前の原始時代からの情報量をたったの20年間で超越したと言われております。

例えば、皆さんの中に上司と呼ばれる立場にある人に置き換えて考えてみてください。
(ご自身が上司の場合にはご自身に問いかけてみてください)

今の20代の人達はどんな言葉やビジョンであれば『自分にとって励む価値がある仕事だ』と感じると思いますか。
また、今の30代~40代の人達は昔と働く価値観が変わらずにいると思いますか。
50代~退職目前の先輩たちはどんな内容であれば力を貸してくれると思いますか。

何よりも、『自分自身の価値観』は今も10年前も変わっていないのでしょうか。

明かな答えは、『人それぞれである』と言う点と『10年前より何かしら(明らかに)価値観に変化を感じる』という2点ではないでしょうか。

この答えは、職場環境や生活環境で異なると思います。
しかし、いずれにせよ『直に現場を見て、直に話してみる』事で何かしらの発見に繋がるのではないかと私は思います。

一つ経験した内容に沿った例を挙げてみます。

昔の私は、『所得が上がれば(稼がせれば)皆喜ぶ』と思っていました。
もちろん当時も、『別にお金が全てではないです』という人もおりましたが、その人の生活スタイルを見ていても確実にお金が必要な生活をしていたので『そんなこと言っているけど、所詮はお金で喜ぶタイプだろう』と思っていました。

実際に、仕事で携わってきた人の多くは『一緒に仕事が出来て良かったです』と言ってもらえました。
私は、てっきり『稼げたからなあ』と思っていました。
でも現実は違いました。

私と一緒に仕事をしてくれていた元部下の人達の多くは、『仕事に対する姿勢や考え方』について学べたことが一番ためになったと言うのです。
一見、自慢話っぽく見えると思いますが、そうではなく驚きであった事をお伝えしたいだけです。

このように言ってくれた人たちの中には、当時よりも年収は下がっているが『自分が納得できる仕事で生活が出来ている』という人が多かったです。

もちろん、当時の自分を振り返れば当然にダメな所が満載です。
それでも自分や皆の所得を上げる事を念頭に考えた結果、『皆が』納得した仕事にしなければ良い結果は生まれないと思い、皆の価値観を知ろうと意識していました。

価値観をある程度知ることが出来たら、それぞれの出来る事で仕事の割り振り方を採用しました。

そして、その割り振った仕事は『今だけではなく、将来のあなたにとっても有効かどうか』を一緒に打ち合わせを行い、相手が『これなら自分の為になると納得がいきます』と正直な目をしてきたら実際に『実務開始』としておりました。
基本はその繰り返しでした。中にはほとんど教える事がないような優秀な社員もいたので正直助けられたことも多いです。
別にお金持ちでなくてもいいんです。所得が下がっていてもいいんです。
その人自身が『どんな目的とビジョンを持って生きているか』を私は知りたいだけなんです。

この記事を読んでくださっている方の中には『それでもお金が優先だよ』と思う人もいると思います。
それもそれで私は賛成です。なぜなら昔の私もお金の事を優先していたからです。
でも、35歳過ぎから『お金にとりつかれている自分』を客観的に確認ができ、正直冷めてしまいました。

元々の自分はお金も欲しかったけど、『寝食忘れて夢中になれる不動産業』に出会えた喜びと、私のような人間を育ててくれた有能な人たちと、実績のない自分を信じてくれていたお客さんと費やしてきたこの日々あっての自分だと改めて実感しました。

今でも、上手く行かない事もあったり、金銭面で苦労する場面も多々ありますが、昔のように『お金にとりつかれている自分』でないのがよく分かります。

こんな自分を客観的に見る事が出来たのも、仕事の改善のために確実に役立った行為は紛れもなく『現場に出向く、分からない事は直に確認する』という基礎を忠実にやってきた一つの成果かなと思います。

少し抽象的な内容に感じる人もいるとは思います。
これをすれば、結果はこうなる。のように明確な記事のほうが良い状態にある人もいるでしょう。
ですが、答えは、あなた自身が接するべき『現場』にあるという事を知ってほしいです。

まだまだ色々深く読んでみたいと好奇心の強い人は、本サイトの上段に『ホーム・不動産投資、・・』とたくさんの項目別に記事を載せておりますので、たくさん読んでみてくださいね。

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