稼ぐ人(所得が高い人)が絶対にしない事~5撰

稼ぐ人(所得が高い人)が絶対にしない事5選をご紹介させて頂きます。

稼ぐ人には、『共通する事』がいくつかあると思います。
自営業(会社経営含む)、会社員、またはその両方をしている人と職業は大きく3つの分類に分かれます。
本日は、自営業でも会社員でも、またその双方を営んでいる人の中でも『年間の利益(支出後の使える金額)が1,000万円以上』はある人たちの『絶対にしない事』をご紹介致します。

稼ぐ人(所得が高い人)が絶対にしない事

稼ぐ人(所得が高い人)が絶対にしない事5選

①年収・売上・年商にこだわる
稼ぐ人は、年間で自分がどれだけ稼いだか(表面の年収・売上・年商)にほとんどこだわりがありません。
たしかに、ある一定の表面金額(年収・売上・年商)は信頼される為のツールにはなります。
例えば、建設会社や土木会社ですと、『売上・年商』で会社の規模やクラス分けをされ、
都道府県や市・区などから得られる公共事業の請けられる仕事の質や量が変わります。
とはいえ、いくら売上があっても『利益』が出ていなければ、『社員の給料やボーナス待遇』も悪く、
いずれは衰退する事になります。
大切なことは『使えるお金(純粋な利益:純利益と呼びます)』がどれだけ残るか、という事です。
売上や年収・年商が1億円あっても、純利益が500万しかなければ、利益率は5%と低い水準です。
あなたが何十億~何千億と売り上げる仕組みを持っていれば話は別ですが、
一般的には『利益率』にもこだわらなければ『誰も潤わない』仕事になる可能性が高いです。
よって、稼ぐ人は『純利益』や『日々の利益率』にこだわる訳です。

②ほとんどの仕事をなにもかも自分でやってしまう
稼ぐ人は、『人に仕事をしてもらう』クセがついています。
皆さんも、自分一人での仕事には限界がある事はもちろん理解できると思います。
例えば、自分が体調が悪くなり、働けなくなればその業が機能しなくなりますよね。
『仕事』とは、『仕組みを作る事』と『仕組みを機能させる事』という意味があります。
そして、『仕組みを機能させ続ける事』により価値を生み出す傾向が強いです。
よく、『自分でやったほうが早い』とか、『人に任せられないから仕方ない』という人がいます。
たしかに、特殊なスキルや技術においてはそうだと私も思います。
しかし、『この仕事の内容は、自分でないと本当にダメなのか』という事をきちんと考えて、
それでも『あえて、人に任せない』という判断であれば良いかと思います。
8割~9割くらいの大抵の仕事においては『自分がいないと出来ない』という仕事は少ないです。
特種技術のいる作業、経営判断、投資判断、責任を負う事、仕組みを作る事、
そして、それらの機能を継続するための組織作りのはじめを担う事、
この仕事は中々すぐには人に委ねられないかもしれません。
反対に言うと、それ以外においては、『あなたでなければ出来ない仕事』ではないかもしれませんよね。
自分一人の仕事は、利益に限界を感じやすいことはもちろんの事、
『自分依存』により、自分の健康や自分のキャパシティ(許容範囲)によりリスク(危険)の高い仕事となることを忘れないで欲しいです。

③従業員や協力業者への配慮を気にしない
稼ぐ人は、『人に仕事をしてもらう』クセがあり、『純利益にこだわる傾向が強い』と紹介致しました。
その結果、自分の自由な時間も確保でき、『身も心もクリア(正常)な状態』で生活できる為、
冷静な判断や仕事を機能させ続ける事に集中する事が出来ます。
また、そのプラス連鎖が働き、『家族や従業員、協力業者』に対しても、
『意味のない値引(賃下げ)』や『生活力の低下(家にあまりお金を入れない)』を行わないため、
良好な人間関係を築き、まわりも豊かになる事を知っています。
ようは、『人様(他人)の貴重な時間と能力』を大切に出来るという事なのです。
皆さんも、だれかと一緒に仕事をするのなら、
『給料や金額』にもきちんと配慮してくれる人がいいのではないでしょうか。
この『配慮』を怠っている人で稼いでいる人は、長続きしません。
もし、『あの人は自分勝手で、でもお金はある』という人があなたのまわりにいるとしたら、
その人は『長続きしない人』もしくは『人として尊敬されない寂しい人』という可能性が高い為、
結果、『幸せではない人生のオチ』を迎える傾向が強いのではないかな、と私は思います。
せっかく誰かと価値を生み出し、一緒に仕事をするのであれば『自分もまわりも』豊かになるほうが人生が充実すると私は思います。

④目の前の利益(お金)にこだわる
稼ぐ人は、『目先の利益(短期の利益)』に囚われません。
もちろん、一つ一つの仕事の内容や利益は大切です。
でも、その仕事がどんなに利益が高くても、『そのぶん、誰かに何か強い負担を強いる事はないのか』
『仕事のリスク(危険)は高くないのか、高いのか』と言う点を見誤ってしまうと大変です。
結局、『この仕事は自分や家族、従業員、協力業者』にとって価値があったのか、と大きな後悔をする事もあります。
例えば、女性のキャバレーやクラブのお店において、お金払いの良い顧客が団体で10名予約してきたとします。
普段、セット料金(1時間一人5,000円程)のみのお客さんが多いお店で、一人1万円支払うから、という10名の予約。
一見、よい予約だと思います。
しかし、蓋を開けて見ると、『女性をよく触るお客だった』『女性スタッフにたいして暴言を吐く人だった』
あげく、1時間一人1万円だとお互いに認識していたはずなのに、『また団体で予約するから2時間にしてくれ』と、
飲んでいる最中に強引にお願いしてきた。
結果、女性従業員は『このお店をやめたい』『こんな待遇なら他のお店の面接に行こう』となる事も多いそうです。また、いつも来てくれている常連さんも、『こんな品のない顧客が来る店なら他のいきつけを探そう』となる事もあり、お店の経営にも悪影響を生み出すことも大いにあり得ます。
飲食店でも、一般的なお仕事においても『目先』を重視するのは『かえってまわりに迷惑』となる可能性があり、
結果、業の衰退に繋がるかもしれないという恐怖を忘れてはいけませんよね。

⑤優柔不断で判断が遅い
稼ぐ人は『判断能力』が高く、『決断』も早いです。
とはいえ、はじめから判断や決断が早い人ばかりではありません。
いくつもの仕事や経験を得て、素早く判断をしているだけです。
判断能力が遅いと、顧客に『無駄な不安』や『不要な心配』を与えてしまう事もあります。
また、従業員や関係業者にも『頼りがいの無い人』だと、かえって悪い判断をされることもあります。
こんな『ことわざ』があります。

孔子の言葉『三得(さんとく)』~人間力とは
(※孔子は「儒教」の始祖といわれる古代中国の思想家です。彼の名言を集めた「論語」は、2,500年以上たつ今も、価値のある言葉として人々の共感を集めています)

『知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は恐れず』(知・仁・勇)

人間が備えるべき大事な【三徳】を説いた有名な言葉です。

知者とは、判断力のある人、
仁者とは、誠実で人格が備わっている人、
勇者は、行動力がある人

この3つがそろえば、人は何も問題はないとされています。
しかし、『一つでも欠ければ人間としてよろしくない』ともされています。

例えば、
判断力もあり、行動力もあるが、誠実さのかけらもなかった。これは恐ろしい人間です。
また、誠実さは備わっており、行動力もあるが、判断力がない人間というのは周囲が困惑します。
判断力も誠実さもあるが、行動しない人もなかなか困りものです。

この【三徳】とは、とても理にかなっている言葉です。
どれが一つ欠けてもよくないという教えです。

本日は『稼ぐ人』が絶対にしない事、『大切にしている事』をテーマにご紹介させて頂きました。
皆さんも、自分が稼ぎたいという思いがあったり、
また既に何かにチャレンジしている最中であれば、心に響く何かがあるかもしれません。
『してはいけない事』=『大切な事』に繋がる経験を一緒に歩んでいけたら幸いです。

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