太陽光発電投資はまだ有効か?

太陽光発電の買取価格が年々下がってきており、
一部の人達からは、
太陽光発電の投資は事業効率(事業利回り)も下がり、魅力がない
という声もよく耳にします。

では、実際に太陽光発電投資をする人は少ないのでしょうか?

まず、
スマートハウスやエコ住宅のような
『個人住宅』
については、まだまだ太陽光パネルを設置する人も多いと思います。

太陽光パネルには、電気代が浮くという利点もありますが、
居室内の湿度にも大きな変化が立証されています。

まず、一般的な屋根と太陽光パネルを設置している屋根の居室内の湿度が2度以上も違うという点が挙げられています。

湿度が2度違うという事は、湿気や夏場の熱気のこもりか方が大きく違うそうです。
また、エアコンを作動した際に涼しくなりやすいのは、
太陽光パネルを設置している屋根がある居室だそうです。

私も実際に住んだことがありますが、
たしかに夏場の嫌な熱気が少ない気がしました。

次に、投資家の皆様にとって一番気掛かりな、
事業効率(事業利回り)
についてですが、

ぶっちゃけて言いますと、
太陽光パネルを設置してくれる業者次第
になります。

太陽光パネルの設置業者は、大きく分けますと、
1、大手の事業者
2、中堅の事業者
3、小規模事業者

の3つにわかれます。

大手だと、
よほど土地を安く仕入れていなければ、今は事業効率は上がりません。

中堅でも、やたらと利益を乗せている業者も多いため、
購入者側に寄り添った会社でないと、事業効率は上がりません。

小規模事業者は、正直分かりません。
おそらく、大手や中堅の仕事を下請けで受ける人たちですので、
私達が出会う事は少ないです。

しかし、ここに儲かるポイントがあります!

中堅か、小規模事業者で、太陽光パネルをメーカーから直接仕入れている業者で、良心的な価格で設置させてくれる所であれば、

『事業利回り10%~11%~』
中には12%の事業利回りを出してくれる業者もいます。

12%の表面利回りであれば、利益の利回りは9~10%程ですので、
銀行に1,000万円を預けているだけの人が、上手に太陽光発電事業の投資を行う事により、年間100万円近くの利息が稼げる可能性があります。

とはいえ、なぜ太陽光事業を懸念する人がいるのか、
それは、悪い話もあるからです。

懸念ポイント

1、民間金融機関の担保評価が低いため
 これは、太陽光パネルを『ただの電化製品』として銀行さんが評価をする為、
担保価値がほとんどないと評価をしてしまうからです。
たまに、
あの人は、あの土地で、メガゾーラ―(とても大きな太陽光発電ソーラー地)
をなぜできたんだろう?
と思う事もあるかと思います。
それは、民間金融機関さんが、
この人の財力であれば、最悪太陽光で失敗しても他で補填できる
と審査をクリア出来るからです。
たまに現金で投資をされる人もおりますが、
現金なら尚更誰にも審査を受けることなく投資が可能ですね。

2、電力会社の買取抑制が法律化されたため
電力会社が、これ以上は今のこの時期に電力は必要ないと判断した際に、
最高で約1カ月(地域により異なります)電力の買取をしないリスクが存在するせいです。
実際に、電力の買取をしなかった例もありますが、ごく少数です。
ただ、たしかにリスクとして考慮する必要もありますね!

3、落雷や鳥の糞、何かしらの災害により発電投資が悪くなる事もあるから
いわゆる自然災害や、鳥たちのやんちゃな行為により、
パネルが壊れたり、汚れたり、傷ついたりもします。
私も台風の際に、風災の影響により配線に破損が出てしまい、
約10日間もパネルが発電しなくなるという経験があります。
その時は、
どうしよう、まだ設置してから2年くらいなのに
とショックを受けました。
しかし、念のために準備していた火災総合保険が役立ちます。
自然災害や事故などの際には、屋根と付随して100%以上の保険金がおりました。
もちろん、10日間の発電無しはもったいなかったですが、
保険金と修理費用を差し引いても、10日間以上の発電量は賄えました!
ちなみに、私は台風の影響で物件が壊れたり、修理が必要になったり、
保険にめちゃくちゃ詳しくなれるくらいに被害をいくつも経験しました笑

4、太陽光パネルは税務的にメリットを感じない
たしかに、太陽光パネルでとても儲かっている人には、
消費税の納税義務や所得税の増税が見込まれます。
しかし、自宅に数百万ほどの太陽光パネルの設置や、
もう少し言いますと、5,000万円クラスの太陽光発電投資であっても、
年間に約500万くらいの売上ですので、消費税は課税されません。
(消費税課税業者は、年間売り上げが1,000万円以上です)
なのに、太陽光発電の売電料金を電力会社に頂く際には、
消費税を足して頂けます。
月10万円の売電輸入で、消費税10%をプラスされて、
月11万円になります。
これ、けっこうおいしいです!
(世間では、税金を払わなくていいのに逆に税金を貰えることを益税と呼びます。利益(りえき)の益(えき)ということです。)

さて、最後に結論を申しますと、
現金で太陽光発電を予備の投資として行える人には、まだまだ可能性がある投資だと言えます。

反対に、
融資をたくさん受けて行う人には、事業効率が14%以上は欲しいですね。

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