最近、別会社の新人賃貸営業マンが入社し、色々と話を聞く機会がありました。
その新人さんの意見はとても面白くて、私自身としましても、
『おっしゃる通り!』
と感銘を受けましたので、記事にさせて頂く事にしました。
まず、その新人さんが毎日疑問に思っている事を書き出します。
疑問①
『なぜ、初対面の来店客に対して、始めから細かい事を聞くのだろう。』
疑問②
『会話やメールでのやり取りで、なぜ長文で送るのだろう。』
疑問③
『なぜ、厳しい上司や経営陣が社内にいる日は、みんなギスギスしているのだろう。』
疑問④
『どうして、二度手間・三度手間の事を誰も改善しないのだろう。』
疑問⑤
『どうして、そんなに人を管理したがるんだろう。』
疑問⑥
『なぜデリカシーの無い言葉を平気で人に言えるのだろう。』
私がこのお話を新人さんから聞いたときに、
この疑問は、
『私も昔新人だったころに思っていた事だな~』
と思い出しました。
私は、その新人さんに一つだけお願いをしました。
『その疑問に思う感覚を絶対に忘れないで、疑問に思い続けてほしい』
人は、長年の経験や実績をある程度積んでくると、
新人だったころの素朴な疑問や初心を忘れてしまう生き物です。
また別の会で、とある先輩はこうおっしゃっていました。
『生まれてから、小学校低学年までに学んだことだけを守り続ければ、ある程度の事は上手くいく、そして人間関係も充実する』
私もこの言葉には同感しました。
当たり前のことを当たり前にできる大人が減ってきている今、
『ありがとう、おはよう、いただきます、ご馳走様でした』
など、当たり前の礼儀を欠いている大人が増えている気がします。
また、
『弱い者いじめをしない、悲しんでいる人がいたら声をかける』
と言った、優しい心を忘れてしまう大人も多い気がします。
大人よりも子供のほうが優秀であり、
ベテランよりも新人が優秀である事は大いにあると思います。
私達大人が子供と比べて違う大きな違いは一つだけです。
それは、
『私達は、子供を経験して大人になった』
という事です。
子供を経験してきたのに、子供の素晴らしさ、子供心を忘れるなんて。
本日は、私も日々の行動や言動を見直し、
誠実に、素直に生きるという事を改めて見直したいと思います。
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