お酒の席で交わした約束は有効か、無効なのか。
例えば、ホステスさんと男性のお客さんのお話の中で、
(男性客)「次の●曜日にドライブに行こう!」
(ホステスさん)「わーい!素敵!楽しみにしているね」
こんな会話をしながらお酒を飲んでいたとします。
あくる日、
(男性)「●曜日は何時から一緒に出掛ける?」
(ホステスさん)「ごめんなさい!その日は予定があります」
(男性)「昨夜、お店で飲んでいるときに約束したじゃないか!!」
(ホステスさん)「酔っていて、正直よく覚えていなくて。ごめんね。」
さて、悪いのはどっちでしょうか?
知り合いの弁護士さんと食事をしながら聞いてみました。
その弁護士さんの見解はこうです。
「法律行為の当事者が意思表示をした時に意思能力を有しなかったときは、その法律行為は、無効とする。」民法に表記されているとのこと。
また、意思能力の有無は、問題となる意思表示や法律行為ごとに個別に判断される。一般的には、10歳未満の幼児や泥酔者、重い精神病や認知症にある者には、意思能力がないとされる。
つまりは、お酒の席でするお話は、そもそも無効になりやすいという事です。
しかもそれがお酒を出すお店のプロのホステスさんの前ではなおさらだそうです。
本日は日常で起こりそうなちょっとした雑談の紹介でした(^^)
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