新型コロナによる経済停滞の状況が続く中、これを機に伸びる分野もあります。
まず、医薬品会社や医療用品会社が今もなお必要とされていますが、
今後も需要は伸びると思います。
欠点は、マスクや医療用品を製造している工場がコロナの影響により
稼働しなくなることです。
ただ、中国の経済活動再開を機に、工場が稼働しました。
よって、工場生産における供給は通常の日常に戻りそうです。
また不景気による所得減少の影響により来客が伸びそうな外食チェーン!
吉野家・すき家・松屋・ガスト・サイゼリアなどの
低価格でサービスを提供している企業も注目です。
コロナショックの影響により、多くの人達の所得は間違いなく下がります。
使えるお金が減るということなので、極力安価で質のいいものを消費者は選びます。
今も人気ですが、「ユニクロ」や「無印用品」、「ニトリ」などが、安価で高品質のイメージが強い企業だと思います。
すでにある企業は確かに強いです。
しかし、発想やアイディアと行動力により、「誰もができるけど、誰も行動に移せていない」事もあり得ます。記事の途中ですが、下記参考記事の2つをご参照頂きたいです。特に、夜のお店を昼間に貸して収益の上げ人の物語は中々勉強になります。
ぜひ、ご参照ください。
《参考記事》👉今から伸びる業種 👉夜のお店を昼間に貸して利益を上げた人
加えて、100円均一や低価格が売りの産業は追い風かもしれません。
これは10年程前に世界不況の要因となった「リーマンショック」と状況が似てきそうです。
補足説明:リーマンショックとは
アメリカのリーマンブラザーズという大手投資会社を中心に、
低所得者に無理な高金利で住宅ローンを組ませ破綻した経済問題。
リーマンブラザーズや大手投資会社が資金を市場から集め、
その資金を元に低所得者に初めは低い金利で、
ゆくゆく高金利になるデタラメな住宅ローンを組ませ、
多くの住宅購入者の生活を奪い、破滅させ、しいては
リーマンブラザーズ自体が破綻した世界経済不況のできごと。
今後、新型コロナの特効薬が開発されなければ、
多くの工場やお店が縮小し、人々は仕事を失う可能性もあります。
リーマンショックの当時も同じ現象がおきており、
世間では「派遣切り」という言葉が目立ち、約2万人近くの派遣労働者も
職を失うというとても悲しい出来事です。
リーマンショックの時は、さらに深刻化が進み、
建設業・不動産業・金融業・証券業が大打撃を受け、
多くの中小企業が倒産しました。
当時ITバブルもはじけており、多くのIT分野の方も苦戦をされた
苦い思い出だと思います。
このような不況な時期に伸びる分野や資産を増やした人たちも多く
存在します。
下落した株価(底値)で買い、景気が回復してから大儲けをする機関投資家や個人投資家。
低価格で市場に出回って来た不動産を購入し、資産を増やした不動産投資家。
《関連記事》👉儲かる大家さん 👉失敗しない不動産購入方法
これからリーマンショックの時のような傾向になるのでしょうか。
一つ、忘れてはいけない大事な出来事がございます。
3月11日の東日本大震災です。
日本には経済リスクだけでなく、自然災害リスクも常に存在します。
12年前にリーマンショックが世界経済を大不況にしました。
少しづつ経済が回復してきた矢先のリーマンショックから3年後に「東日本大震災」が発生しました。
今回もコロナショックだけが不況の要因だと思っていると、足元をすくわれます。
経済の話が主体にはなりましたが、当然に命が最優先です。
これから私たちは考える事、感じる事、大切な事について倫理観を持って、いろんな出来事に立ち向かう勇気が必要なのかもしれません。