2020年度以降、
再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)で、
太陽光発電(事業用)の固定買い取り価格が引き下げられます。
買い取られた費用は消費者の電気料金などに上乗せされており、
太陽光発電の普及に伴って消費者の負担が膨らんでいるためです。
高額買い取りによる育成からコストを重視した競争促進へ軌道修正です。
①10キロワットから50キロワット未満の小規模事業者
⇒・現在の1キロワット時14円から13円へ引き下げ。
・発電した電気を自分で使った後に余った電力のみが買い取り対象。
・発電した電気のうち最大50%まで買い取る。
②50キロワットから250キロワット未満の事業者
⇒・現在の1キロワット時14円から12円へ引き下げ。
・発電した全量が買い取り対象。
③250キロワット以上の事業者
⇒固定価格買い取りではなく、安い価格で発電する事業者から順番に買い入れる「入札制」に。
入札制は、これまで500キロワット以上の事業者が対象でしたが、250キロワット以上の事業者が対象となることで、その対象が90件から1066件と大幅に広がる見込みです。
ちなみに、
10キロワット未満の住宅用太陽光は、19年度の24円(一部地域は26円)から21円に引き下げられます。
《関連記事》
👉太陽光設置のメリットデメリット
👉初心者・女性もできる不動産投資
👉速報:賃貸経営 節税が封じられる!
ご参考にして頂けましたら幸いです。