不満を言う人(ある人)の特徴と原因

本日は、『不満を言う人(不満がある人)』の特徴と原因をご紹介させて頂きます。

私達の生活の中で、周りに『不満事を言う人』はいませんか?
そして、その不満を聞くたびに『またコイツは不満を言っているよ。いい加減にしてほしいな』と感じる事はありませんか?

実は、不満を言う人には『ある特徴』があり、その特徴には『更なる原因』が存在します。
もしあなた自身が、不満を言う人を『人として嫌いじゃない』と思えるようであれば、
また、『どうか良くなって欲しい』という想いがあるのなら、本記事を参考にして頂いて、
少しでも『相手を許す心』と『相手を知る大切さ』を知るきっかけになってもらえたら幸いです。

不満を言う人(ある人)の特徴と原因

1,『私なんて・・・』『自分なんかが・・・』という言葉をよく使う人

不満を言う人の特徴において、とても多い傾向です。
事あるごとに、『私(自分)なんて・・・』という言葉を発します。
これは、その人自身が過去に『自信を失う経験』をしており、その失敗経験を『後悔(こうかい)』しているのが特徴です。

ポジティブな人は、その失敗経験を活かす事に専念できます。
しかし、不満を言う人は『過去の失敗に囚われ、後悔し、今も心のどこかで引きずっている』傾向があります。
最も恐ろしい事は『不満を言う人ほど、過去に囚われている自分に気づいていない』という事です。

そうですよね、本人が気づいていれば問題を改善する努力が出来ます。
ただ、ポジティブな人が失敗を克服し、新たなチャレンジに取り組めると思いがちですが実はそうではなさそうです。ポジティブに見える人は単純に、『自分自身を受け入れている』というだけなのです。
その自分自身を受け入れるという意味は、『自分自身を尊敬している』という心の状態の事を指します。
世間一般的に言うと、『自分の人生観に自信がある』という事です。

2,自分が嫌いで自分を尊敬していない人の原因

自分が嫌いな人の原因としては、『自分に自信がない』という事です。
では、なぜ自分に自信がないのか。
これは、周囲の環境も影響しています。

自分嫌いな人の過去の経験では、『どうせあなたには・・』『所詮お前なんかが・・・』『・・・出来るわけがない』などと、人の可能性を殺してしまう言葉を発する人たちがいたようです。
簡単に言葉にできる『恐ろしい言葉』が周りに影響し、人に感化されやすい人が『私なんて、自分なんて』という精神状態になってしまうんです。

実は、人は生まれてきてから自分の力で『自分を嫌いになる』という事を知りませんし、『出来ない』と思う事はありません。
生まれて来たばかりの小さい子は、何でも触ろうとしますよね。
そして幼少期は何でも知ろうとしますよね!
『どうして空は青いの?』『どうして早く寝ないといけないの?』『なんで大人は仕事をするの?』
幼少期の子どもは興味や関心がとても強く多い為、何でも知りたがりの傾向です。
つまり幼少期の自分は『気になる。何でも知りたい。何でも興味がある』という知ることを諦めない好奇心のかたまりです。

そうなんです。人は誰もが『自分を諦める』という事を知らずに生まれてくるんです。
なのに、大人になるにつれ、『周囲から諦め方』を無駄に教わってしまうんです。

『どうせお前にこれは出来ないと思うよ』とか、
『どうせお前なんかが頑張っても何も変わらない』などと悲しい言葉を使う大人によって『どんどん自分の心が落ち込んでいく』と言う状態になります。
これは、その人の周囲に『可能性を殺す言葉』を使う、『変に影響力がある人』がいるのが原因です。
人の可能性を殺す言葉を簡単に使用する人は、意外と多いという事です。

皆さんも自分が興味ある事に対して、周囲から『どうせお前には無理だと思う』と言われた悲しくなったり、嫌な気持ちになるのではないでしょうか?

例えば、あなたが子どもの頃に
『将来はお医者さんになりたい』と言ったとして、大人が『勉強できないお前には無理だよ』と言われたらどうでしょう。まだチャレンジもしていないのに『自分の興味や夢』を壊されて悲しい気持ちになるのではないでしょうか。

大人になってもこれは続きます。
あなたが社会人1年生だとして、『将来は自分は大きな会社の社長になりたい』と言った時に、
『世の中そんなに甘くない。大きな会社の社長になる人はスタートラインが違うよ。君には無理かもね』と言われたら悲しいですよね。

こうやって、大人が子供の興味や可能性を潰し、大人にっても若い人の心を萎えさせ、いつの間にか『自分を諦める大人』を新たに作ってしますという『悲しい循環』が現実に起きているんです。

~どうすれば悲しい循環は断ち切れるのか~

では、どうすれば悲しい循環が断ち切れるのかという大切なポイントです。
これには『一人一人』の簡単で、でもしっかりとした『意識』が何よりも大切です。

具体的に言いますと、
『〇〇になりたい』『〇〇がしたい』という子どもや大人に『どうせ・・』『結局・・』『・・無理だよ』という言葉を使わない事です。

例えば、
『将来はお医者さんになりたい』と子供が言ったとしたら、
『それだったら今度、どうやったらお医者さんになれるか一緒に調べてみようか』と言ってあげると、
その子供はきっと笑顔になると思いませんか。

また、『大きな会社の社長になりたい』という新社会人の子に対しても
『いいね!大きな目標を持つことはいい事だよ。どうやったら大きな会社の社長になれるんだろうね?』と相手に好意ある興味を示してください。
そうすれば、相手はあなた自身にも好意を持ちます。
そして、その相手は本当に大きな会社の社長になるかも知れませんし、もしかすると夢や目標が変わって新たな目標に向かって生き生きとした人生を送れる可能性があります。

<まとめ>
興味や好奇心がある人に対して、
『どうせ・・』『結局・・』『あなた(君・自分)なんかにできるわけがない』と言う言葉は『人の可能性を奪う恐ろしい言葉』であるという事を絶対に忘れないでください。
そして、その言葉は使用してはいけない『危険な言葉』だと認識してください。
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