新しい変化が訪れると人は『拒む』という感情が芽生えます
これは『人間の性』である為、深く意識する必要はないと私は思います
例えば、下記のような『口コミ』について皆さんはどう思いますか?
東京都:(20歳・女性)
最近、会社を辞めたいと思っています
せっかく馴染んだ部署で働けているのに、会社が部署移動を促してきている
どうやら若い社員の今後のスキルアップの為らしいが、違う部署で上手くやっていけるか不安が強い
転職したとしても、また同じことになる感じもする
広島県:(45歳・男性)
職場がゆっくりだが、確実にリストラを検討している
自分は今の会社以外で働いたことがない
転職先は今ほど優遇してくれないとも思う
正直、家族いるし不安が大きい
このことから、彼(彼女)らに『新しい変化』が起きていることが分かりますよね
では、人はなぜこのような不安になるのか検証してみます
まず、冒頭の『変化を拒むのは人間の性』という事が前提となります
自分が毎日同じ場所で生活をしていて、翌月に違う場所で暮らす事となった時は
人それぞれのストレスの度合いは違えど、何かしらのストレスは感じると思います
・新しい環境になれるか心配だ
・家族や友人、恋人と離れるのが嫌だ
・引っ越しがめんどくさくて嫌だ
変化にストレスはつきものです
反対にストレスのない変化に『自分の成長』はありません
新しい変化は、『自分の人生の転機(チャンス)』とも捉える事が出来ます
簡単ですが、下記に逆算でまとめてみました
新しい変化 = 何かしらのストレスを感じる事 | |
⇩ | |
自分の成長に繋がるチャンス | |
⇩ | |
成長とは、 『自分の能力(スキル)が上がる、経験値が上がる』 『稼ぐ力を今より身に付けられる』 『経験値が上がり人間としても成長できる』 |
変化にストレスが加わる事は、
『今までの自分から新たな価値観に遭遇する』という事になります
ここで、変化=ストレスに対する心構えが必要となります
それは、
『変化を受け入れる』という事と
『変化によりストレスを感じる自分を受け入れる』という事です
人によっては、この行為を『あきらめる』という表現を使う人もおります
私はそれでも良いと思います
生きていく中で『変化=ストレス』のない生活はありません
ただ変化のない時間が長かったか、短期間で多くのストレスを感じる経験をしてきたか
皆さんならどのような心境で変化を迎え入れますか
稀に『変化を起こす人』に出会います
これは『変化=必然』と受け入れた人生を歩んできた人なのでしょう
このような人には『覚悟』と『目的』がはっきりとしている人が多い気がします
実は私達は生まれてから多くの変化を体感してきています
単に便利な社会となった恩恵(インターネット・スマートフォンの普及など)を変化と言っているのではありません
小学校から中学校、高校、大学や専門学校など
生まれてから今まで友達・家族・恋人・周囲の環境が全く変わっていない人はほとんどいないのではないでしょうか?
それがいつしか『社会人』となり、
変化に対する免疫が弱くなったのか、きちんと不安や恐怖感を覚えて来たのか
いずれにせよ、子どもの頃よりも変化に対するストレスは感じやすくなっているのかもしれませんね