本日は誰でも出来る『エアコンの洗浄クリーニング』についてご紹介させて頂きます。
まず、準備する物は、、
2,バケツ
3,雑巾や布巾(6枚ほど)
4,マスキングテープ(壁クロスに貼っても綺麗にはがせるテープ)
5,養生テープ
6,エアコン洗浄用の養生カバー
7,プラスドライバー
8,蓄圧ポンプ
9,カビキラー
10,中性洗剤
11,水(水道水でOK)
12,ハサミ
これが基本の準備するものです。
業者さんはこれに加え、念のために用意しているものもあります。
・カビ消臭のスプレー
・抗菌作用のあるエコ洗剤
・マイクロファイバー布巾(3枚程)
・細長い棒(エアコン内部の細かい所を掃除する為です)
それでは、順を追って写真でご説明をさせて頂きます。
まずはコンセントを外します。(英語で、Unplug)
次に、外せるエアコンカバーやフィルター、エアコンのルーバーを取り外していきます。
エアコンのルーバー(風向きを変える為に開いたり閉じたりする、あのルーバーです)
これを外すのを苦労する人も多いです。
エアコンの機種により外し方が多様ですが、大体は真ん中を外してから両サイドを外す形が多いです。
強引にすると壊れますので気をつけてくださいね。
次に、ドライバーでエアコン本体のカバーを取り外します。
ドライバーでエアコン本体カバーを止めているネジを2箇所(エアコン機種によっては3か所・4箇所あります)
を取り外し、エアコン本体の真ん中下にあるツメをガチッと優しく取り、エアコン本体カバーの上部にあるツメを2箇所~3箇所外すと、エアコン本体カバーがスッキリと外せます。
ここからが本番です。
エアコンには無数の電子部品が内蔵されています。
その電子部品に水がかかったり、洗剤がかかるとエアコンが壊れます。
よって、エアコンの電子部品を養生(保護)します。
さらに、隙間から電子部品に水や洗剤が入りこむのを防いでください。
マスキングテープや雑巾、養生テープは主に電子部品を守るために使用します。
いよいよエアコン洗浄用のカバーをエアコンにかぶせてから洗浄します。
洗浄カバーをはめるのは簡単ですが、必ずエアコンの下にくるカバーをマスキングテープで壁に貼り付けてください。でないと、エアコン内部の汚れが壁クロスにたくさんついていまします。
あとは、エアコンの下から内部にかけてはカビキラーをかけて、
熱交換器には中性洗剤(私の場合にはアルカリ電解水のエコ洗剤を使用します)をかけます。
エコ洗剤のほうが消臭・抗菌作用が高いです。
また、熱交換器はナイーブですのでアルカリ性の強い洗剤や酸性の洗剤は使用してはいけません。
という訳で、迷ったら全部エコ洗剤を使用してもいいと私は思います。
(※エコ洗剤を吹きかけている画像が熱交換器です。エアコン下から内部にかけてはカビキラーもOKです)
特にエアコン下から内部にカビキラーをかける際には、内部にあるフィルターがくるくる回りますので、
しっかりとまわしながら吹きかけないとしっかりとカビは取れませんよ。
さて、エアコン下より内部はカビキラーを、熱交換器には中性材かエコ洗剤を吹きかけて約15分ほど放置すれば、
蓄圧ポンプに水を4ℓ(私は2ℓで充分だと思います。)入れて、プシューっと汚れを流すエアコン洗浄をします。
※絶対にエアコンの電子部品にはかけてはいけませんよ。本当に壊れます。
本来であれば、エアコン内部のカビや汚れがたくさん水と一緒に流れてきます。
今回は、エアコン洗浄したばかりのエアコンですので、汚れは写せませんでしたが、本当に驚くほど黒茶色な水が出てきます。こんなに汚れていたエアコンで空気を吸っていたのかとショックを受けるほどです。
ある程度、水で汚れを流しきったらあとは拭き掃除をするだけです。
熱交換器にはあまり触れないでください。(傷みやすいです)
熱交換器とエアコンの隙間は拭いて問題ありません。意外とカビや汚れが拭き取れていない状態で終わる人も多いです。
あらっ。エアコン洗浄したエアコンなのにまだこんなに汚れがついていました。
お恥ずかしい。。
次に、取り外したフィルターや本体カバーを綺麗にしてから乾かし取り付けてください。
取り付けて完成しましたら、エアコンのスイッチを入れます。
そして、除湿か暖房にしてエアコンを動かしてください。
(※動かした瞬間に、エアコンの風が出る吹き口よりたくさんの水が勢いよく出てきます。)
最後に気になるところを綺麗に拭き取り、1時間はエアコンを作動していてください。
そうしますと、エアコン内部も乾燥できてカビ防止になります。
業者は、ここで念のためにカビ防止と消臭のスプレーをエアコン内部のフィルターや熱交換器に軽く吹きかけます。
(消臭・抗菌作用を重視したい人はアルカリ電解水のエコ洗剤をスプレーにして軽く吹きかければOKです)