オリンピックも始まり、今年から来年についての不動産市場はどのような動きとなるでしょうか?
まず第一に気になるのは、日本全体の景気、そしてアメリカや欧州の景気動向です。
日本だけ景気がいいってことには中々なりませんから、アメリカ、欧州の景気状況は気になるところです。
さて、景気の次に気になるのは金融機関の動きです。!
2018年から徐々に、そして2020年からは完全に金融機関の融資基準が健全な状態に戻り、
お金が借りにくい審査基準に戻りましたね。
年収500万円程の人が、1億の不動産を借入して購入できる時代は終わりました。
今では、購入物件価格の2割~3割は現金化できる状態の資産を保有しているヒトでないと、
融資は中々受けれません。
いわゆる、『買側の強い時代』に戻りました。
不動産を所有している人は、自分の資産の状況と今の価値を冷静に計算し、知っておかなければいけません。
何を知っておくべきかは、
①今の収益力の現状を知る事
②売却した際の、実際に売れるであろう物件価格を知る事(売った後の税引き後の利益計算も大切です)
③どこまで悪くなっても大丈夫か(手出しがないか)を知っておく事
この①②③においては、冷静に計算し、数字でも把握しておくことが大切です。
数字をある程度意識しておくことは、いざという時の心の支えと、判断基準としてとても役立ちます。
本サイトの不動産投資・不動産実務・賃貸管理である程度の計算が可能な記事を載せていますので、
ぜひご活用くださいませ。
あえて、自動計算ではできないようにしております。
私自身、手書きで何回も自分の物件価値やリスクシミュレーションを書き出し、勉強してきました。
この自分で書いて、計算して、また書いてというアナログな作業がある程度出来るようになりますと、
いろんな場面で、論理的に考える力が身につくと私は思います。
ぜひ、面倒くさいですが、チャレンジしてください。
成せば成ります!