東京都心や一部の地域を除いて、
ほとんどの土地は昨年よりも下落しています。
公示価格・路線価は全国的に減少です。
もちろん、固定資産税・都市計画税も若干下がりますので、
悪い事ばかりではありません。
気になる事は、
全国平均の所得が年々下がっている事です。
なのに、消費税など税負担はここ10年で増税されている事です。
ようは、使えるお金は毎年減ってきているのに、
支払うお金は増えている。
世界規模的には、お金が余っているらしく、
株やビットコイン、投機にはお金が流れているが、
普通の庶民には辛いご時世であるという事です。
日本にいると、世界情勢は経済番組や特定の情報誌・ネットでしか分からないですが、
海外にいる友人に聞くと、少し違和感を覚えます。
カンボジア・タイで働いている友人は、
『景気はいいよ！コロナの影響があったけど、今は景気が戻ってきたよ』
この友人は、不動産・建設業の社員です。
水道管や下水処理など、日本の技術を必要としている仕事を海外で受けているそうです。
私は、
『日本は景気はあまりよくないよ』
というと、
友人は、
『日本とかあまり気にしないで、いつでも海外で働いて生活する事も考えていたほうがいいよ』
『海外の方が、日本人の仕事効率や真面目さを高く評価してくれるから、海外の不動産業もカンボジア・タイにも多く進出しているよ』
これには、何となくわかっていたのに驚きました、
たしかに、東南アジアの発展や、所得格差の縮小、労働者の平均年齢が20代～30代と若い事、
色々聞いてはいましたが、、、
そうか、、
日本が不景気でも、海外では景気がいい所もあって不思議ではない。
日本に留まる事自体が、既にリスクである時代なのかもしれない。
私は素直に感じました。
ではどうやって、海外で事業・ビジネスを行うのか、、
ここを考えていないと『目的のないきれいごと』になってしまいます。
次回は、
海外で生活するとしたら、
という妄想を現実味を帯びて考えてみたいと思います。
