自分の物件の空き部屋を満室にするための方策で、
『賃貸営業マン(ウーマン)』に、
お礼金をお渡しするという案。
私は、実務的にこれはとても有効だと思います。
大家さんとしては、お礼金を経費に算入できるかどうか、
という点ですが、
もちろん経費です!
だって、事業の為に直接費やした費用なのですから!
例えば、私の物件でお話ししますと、
仮に2部屋を契約してくれた営業マンに1部屋2万円のお礼金
(商品券)をお支払いするとしたら。
2部屋×2万円=4万円(経費)
これは単純にご理解できますよね。
では、18部屋の物件の年間入居率が90%とした場合に、
今後もお礼金制度を活用したとしたら、
年間いくらの経費(追加の出費)が増えるでしょうか?
年間の入居率が90%の場合(実際の私の物件入居率です)
18世帯×12か月(1年)×90%(年間入居率)=194.4部屋
つまり、
1年間ずっと同じ満室であれば、
18部屋×12か月=216部屋(年間満室経営)
となりますので、
216部屋-194.4部屋=21.6部屋(年間空室)
と、単純計算で出てきます。
しかし、ここで注意点としましては、
21.6部屋÷12か月=1.8部屋(1ヵ月)
1.8部屋がずっと空室という事ではなく、
1年間を通じて空き部屋ある時もあれば、満室の時もある。
という事なので、
21.6部屋×2万円(お礼金)=43.2万円
ではなく、
実務的には
21.6部屋÷2×2万円=21.6万円(お礼金経費)
となるのでは、と私は考えています。
これは、
例えば、今の私の物件は空室が2部屋ありますが、
1部屋は10月末から、
もう1部屋は11月末で空き部屋となりました。
つまり、空き部屋は1部屋でも、空室期間は2カ月要したりしますので、単純に÷2の計算でもいいんじゃないかな、
と考えています。
このお礼金制度は、追加の出費となるのは必然です。
『大家さんが入居者さんの為に防犯カメラを設置しました』
『大家さんが良い人で、いい入居者さんに恵まれている物件です』
賃貸営業の一声で、
『この部屋(物件)に決めた!』
パソコンやスマフォを通じての人とのコミュニケーションが増えているため、
『人間のそのままの優しさ』
に飢えているような気がします。
まだまだ足りない事が多いと感じますので、
日々修行して参ります。
前向きに成長の月となるように顔を上げて生きていきます!)
370記事以上の【現代社会問題や時事ニュース】を
不動産屋の視点より記載しています。
全記事が無料見放題となっていますので、ぜひ『読者登録』をお願いします。