毎年、12月中旬から翌年の2月末くらいまで、
確定申告でバタバタとされる人が目立ちます。
税理士や会計士、青色申告会などの職員さんはしょうがないと思いますが、
大家業や兼業で不動産経営をされている人など、
いわゆる確定申告が必要な人たちは、
11月初旬には確定申告の事前状況(財務状況・経理状況)を確認しておかなくてはいけません。
なぜなら、
『バタバタしても意味が無いから』
です!
例えば、
ビルやマンション・アパート・借家などの不動産を所有されている人が、
防水工事や外壁工事などの大型修繕、小規模な修理修繕が必要だとします。
もちろん、経費に算入できる工事ですが、
『今年と来年のどちらで工事を実施すると税金としてはお得なのか?』
という事を、年末に知っても遅いですよね!
経費を今年にもう少し参入しておけば、
来年の住民税や所得税が毎月数万円も違う!
なんてことはよくあります。
また、不動産経営に携わる必要経費であれば、
『車の購入(減価償却5年)』
など、今買うべきか、来年、再来年でもよいのかを検証されてみてください。
私も以前に、
今年車を購入していてよかった!(経費が後50万円程あれば税金でお得だった)
という事もありました。
小さな事ですが、
その小さな努力が利益に関わるケースも多いのが不動産です。
まだご自身の確定申告の詳細をご確認出来ていない方は、
急ぎご確認をされることをお勧め致します。
数字もそうですが、いろいろと振り返る価値がある事も出てきます。