皆さんも一度は『賃貸暮らし』をされた経験があられると思います。
今回は、
『現場の賃貸営業』の人達が熱を持って、おススメする物件の共通点をご紹介させて頂きます。
まず、入居希望者に直に接するのは『不動産会社の賃貸営業』の人達です。
彼（彼女）らに、『この物件はオススメです』とご紹介頂けないと、
物件の入居率は低下し、収益（利益）はどんどん悪化してしまいます。
私が、営業として、また大家としても、
『現場の賃貸営業』の人達が共通しておススメする物件には特徴があると感じているため、この記事を投稿する事により多くの大家さんにご参考にして頂けたらと思います。
まず、いつも通り結論型の記事として淡々とご紹介させて頂きます。
『現場の賃貸営業がオススメする賃貸物件の特徴』
【第一位】：物件の定期清掃がマメにできている物件
言うまでもなく、賃貸物件は綺麗な事に越したことはありません。
毎月定期的に清掃されている物件であれば、賃貸営業の人は、
『この賃貸物件は定期的に清掃も入り、とてもおススメです』
とセールスポイントとして入居希望者にお伝えしてもらえます。
注意としましては、ただ定期清掃をするだけではなく、
細かく入居者目線で清掃が出来ているかの確認を大家がする必要があります。
また、毎月清掃をした後には、管理会社へ
『今月の清掃を完了しました。何か物件の事で気になる事がありましたらおっしゃってください。すぐに清掃を入れます。』
と、マメに報告をしましょう。
このマメに報告をするという事も、
賃貸営業の人達に自分の物件をおススメしてもらう大事な要素です。
どんなに綺麗に清掃をしていても、賃貸営業の人達とコミュニケーションがとれていなければ意味がありません。
もちろん、現在お住まいの入居者さん達にとっては意味はあります。
しかし、今回の『新たな入居希望者におススメしてもらう』という意味では、
『物件清掃＋清掃後の報告＋いつも管理をして頂いている管理会社への感謝』
の3点が出来てこそ効果があります。
【第二位】：現場の賃貸営業並びに店長クラス以上と毎月会話する事
管理会社や現場で働く人たちとマメに毎月必ず会話をする大家さんは、
実はあまり多くはありません。
大家さんの心理としては、
『管理会社と話をすると、今の入居者が求めている設備や手直しの要望がありそうだから、お金がかかる話をもちかけられるのが嫌だから会話しない。』
と言う人も多いです。
しかし、これではダメです。
逃げていても何も解決しませんし、賃貸現場の人達の言葉を無視していい事はありません。
『常に、現場と向き合って、改善を一緒に試みる』
という姿勢が、現場の賃貸営業に伝わることで、
『こんなに私達現場に向き合ってくれる大家の物件は満室にしたい』
と思ってもらえ、新たな入居希望者におススメして頂けるのです。
もちろん、お金がかかる設備投資などは辛いかもしれません。
それならそれで、
『今の私（大家）に出来る事、出来ない事』
を素直に、丁寧に、真摯にお話しすれば良いだけです。
あくまで、管理会社・賃貸営業の現場の人達は『味方』です。
そして、一、不動産事業を黒字化する為の『仲間』です。
この仲間と前向きなコミュニケーションも取れていなくて、
また、聞く耳も持たずに、賃貸経営の成功は厳しいでしょう。
【第三位】：感謝の気持ちを形にして伝える事
新しく入居契約を成約してくれた賃貸営業の人や、
クレーム対応をしてくれた管理業務の人などに、
【お礼の手紙やお菓子】を持参しましょう！
その人の名前をしっかり書いて、
『〇〇さんが101号室の日当たりの悪い部屋にもかかわらず、おススメして契約を取ってくれたおかげで、空き部屋の悩みが減りました。本当にありがとうございました。』
という手紙と、ちょっとしたお礼の品をお渡しするだけで、現場の社員は
『次もこの大家の物件が空いたら私が契約を取ろう』
と思って頂ける事が多いです。
管理業務の人達も同じです。
『こんな素敵な大家さんなら、勤務外の入居者クレーム対応でも苦に思わない』
と動いてくれる管理の人も多いです。
上位3点をお伝え致しましたが、
意外と全てできている大家は少ないです。
だからこそ、この上位3点は『やる価値』があります。
賃貸や管理の現場社員も人間です。
給料だけで満足する人も中にはいますが、誰だって、
『認められたい、感謝されたい、存在価値を感じてもらいたい』
という承認欲求があります。
大家業（不動産賃貸管理）は、裏方の仕事です。
表の『賃貸営業』と『管理業』の人達が気持ちよく仕事に特化出来た時にこそ、
最大の成果が生まれると思います。
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