最近、
『優れている』と思う人と、
『仕事が出来ない』と思う人の差が分かりやすくなってきていると感じます。
この原因は何か、というのは多すぎて分かりません。
そこで、優れているかどうかの『共通点』を探ってみたいと思います。
つい最近ですが、自分の所有している1棟マンションの管理会社より、
『先日空き部屋なったお部屋をリノベーションしませんか?』
というご提案を受けました。
ここで、私が率直に思った事は、
『費用はどのくらいかかるのだろう』
という事、
そして、
『投資』効率はどのくらいだろう。
という2点でした。
※投資効率について分かりやすくご説明※
支出したお金が、どのくらいの年月で『元が取れる』のか。
また、元が取れたあとの『利益』はどのくらい見込めるのか。
という大きく2点になります。
注意点としましては、
『利益』というのは単純に入ってくるお金だけではございません。
例えば、何もしなければお部屋の家賃を月2,000円下げて貸し出さないと
入居者が入らない(2,000円×12か月(1年)=24,000/年間の損失)
と言う風に、『損失防止』の観点も必要です。
話を戻します。
『優れている人』は、この『顧客の心理』を大切に考えます。
考えていない人にも、『教えてあげる』くらいの器量もあります。
ちなみに、私に提案してきた営業の人は、
賃貸営業としてはとても優秀だと思います。
しかし、提案型やコンサルは少し難易度があがります。
先程の、
『先日空き部屋になったお部屋のリノベーション提案』
を例にしますと、
『提案している最中も部屋は空き部屋状態』であり、
『毎日損失』が出ている状態なのです。
つまり、本来の提案は、
『空き予定』となった時に、スムーズに提案し、
かつ、空いた瞬間から行動を実施できる状態にしなければいけません。
ちなみに、私は彼の提案により、
『1カ月もお部屋の原状回復も出来ないままの状態』でした。
とても好きな管理会社であり、私は情もあります。
そして、すぐに入居を決め続けてくれた信頼と実績も共有しています。
なので、今回は『結果が分かっていました』が、
新しくしようとしている『提案型』と『コンサル型』の営業について、
賃貸営業とは少し違う事を肌で感じてもらおうと我慢出来ました。
不動産の提案型・コンサル型の営業を行う人にお伝えしたいのは、
『顧客の時間軸(じかんじく)』
を強く意識して、準備し、営業を実施されてください。
どんなにいい提案でも、
『顧客の立場』や『時間軸』をおろそかにした営業マンには、
コンサル営業を10年以上も続けれている成功者(顧客がリスペクトする存在)
はおりません。
反対に、
コンサル型の基礎をしっかりと身に付けた人間は、
ある程度どの職種でも通用すると私は思います。
※コンサルタントの意味・分かりやすい説明※
ある事柄について助言・指導を行う専門家や相談役の事を指します。
《あなたにマッチしている記事》
👉『リーダー・責任者クラス』やマネジメントに向いている人の「特徴」
《最近の人気記事》
👉『部下の育て方』と魅力ある上司とは!(必見です)