TOBが日本企業を変える!(不動産)レオパレス21 株主総会

昨今の日本企業では経営や運営能力の低下を劇的に改善するためにTOB(株式公開買付)による企業買収が盛んに行われています。

株式公開買付け(Take Over Bid;TOB ティーオービー)とは、公開企業の支配権や経営権を取得したり強化したりする目的で、市場外で対象の株式を短期間に大量に買い付けることをいいます。

大手コンビニ3社とも、総合商社との協力関係があります。 セブン-イレブンは、セブン&アイHDを通して三井物産と、ファミリーマートは筆頭株主の伊藤忠商事と、ローソンは筆頭株主の三菱商事とつながっています。

日本を代表するコンビニエンスストアはそれぞれの筆頭株主が経営権を握っていますが、いずれもTOBによる企業買収の一つに当てはまります。
※セブンイレブンの場合は資本提供となります。

飲食業界でも企業買収による経営権の譲渡は進んでおり、新たな時代への対応を急いでいます。

例えば、『大戸屋』や『プレナス(やよい軒)』などはTOBにより買収され、本家が気づけない戦略や運営スタイルを取り入れて新たな飲食店として生まれ変わろうとしています。

建設、不動産業界においても変化が見えてきました。不動産業界大手の『レオパレス21』は7月22日に株主総会を開催しますが、おそらく現経営陣では今のレオパレス21に降りかかっている赤字決算問題を解決し成長させる事は無理だろうという判断から、経営陣の解雇及び新たな経営組織を作り上げるためにTOBが行われる可能性があります。

TOBを行う側の企業メリットとしましては、子会社として迎え入れ、自らが持つスキルと販売戦略を活用し、経営を黒字化させてから親会社(買収した側の企業)が株の配当をきっちり受け取り、新たな企業の収益源とするメリットです。
場合によっては健全な企業にした後に高額で売却し売却利益を手にするという事も行います。

新型コロナウイルス感染の影響による業績悪化をきっかけに多くの企業が株価低下を招いています。反対に、資本力や人材資源の豊富な商社や企業にとっては絶好のチャンスです。

低下してる安価な株価でのTOBは、割安で企業を買収出来るという、またとない機会であるため、狙いを定めた安価な企業を買収し自らの組織拡大を図ります。

これからの日本企業の課題としまして、『店舗や事業所の縮小』『店舗・事業所の分散(東京集中型をやめる)』『オンライン化』『人からAI化を加速させ、人件費を削減する』『キャッシュレスに完全対応する仕組み』『モノだけではなく能力のある人材への投資(無形資産)』の6つが上げられます。

この現実課題をクリアし、新時代に対応する仕組みを作り上げるために、また更なる世界規模への挑戦の為にTOBは必須となるかもしれません。

日本企業や日本政府、行政機関は30年前と比べてあまり大きな変化はありません。日本のダメな特徴である、『外圧による変革でしか変化出来ていない』ということです。

『内側(社内・政府内・行政機関内)からは改革を出来ない』体質を改善するためには、大きなエネルギーが必要です。また、YESマンが多い日本人の特徴からは、中々内側から変革をすることは難しい為、結局は手術(外からの変革)に頼る結果となります。

成長を続ける欧米企業の特徴としましては、『現場からの意見やアイディアをもれなく採用する』という特徴が上げられます。
例えば、社長が『市場には◎◎が求められている!◎◎をしよう!』と言われても、欧米の成長企業は、『◎◎が求めれれているのなら▲▲のほうが、便利で効率も良く、世界中で必要とされると思います』と言う風に、現場からの声とアイディアを吸い上げます。結果、企業は『現場主義・現実主義』という建設的な思考になり、理にかなった経営に取り組めて業績も上がるという事です。

ここで、注意すべきことがあります!
単に、NOという事が正しいという訳ではありません。
NOという事を言える勇気も大事ですが、なぜNOなのか、そのアイディアより自分の考えの何が優れていると思えるかを説明できる人間でないといけません。

単に反対したり、批判するのは誰にでも出来ますが、大事なことは「なぜNOなのか、さらにこんなアイディアを採用するともっと良くなる」という根拠を持って意見を言うクセと、考えるクセをつけなければいけません。

これが、日本人全体の課題と言える『考える力』だと思います。
もう一つの課題としましては、『現実と現場に真摯に耳を傾ける覚悟』を実権を握る大人たちが持つことだと思います。

いくら現場の人間が正しく良いアイディアを持っていても、実権を握る大人が良い意見やアイディアを吸い上げる能力を持っていなければ宝の持ち腐れであり、人材能力の無駄使いになります。

実際に日本企業ではこのような『耳の聞こえない実権を握る上層部』が多く、その為この30年間以上も大きな進歩がなく今日に至るというケースが現実です。

若い人たちに押し付けるのは可哀そうですが、若い人達にも課題はあります。
やはり、SNSやインターネットをもっと上手に活用しなければいけません。

ただ愚痴をつぶやいたり、批判をしたりするのではなく、価値ある考えと価値ある意見を自ら発信する勇気と行動を持つ必要があります。

こんなにオンライン化が進んでいるのに、いまだに選挙が直接投票所に出向く仕組みは変だと思わないですか?
無駄に会社に行く時間や行動に疑問を感じませんか?
国民給付金は10万円くらいでは足りないのに、『ないよりマシ』と、変に自分を納得させようと無理していませんか?
間違っている上司や経営陣に『価値ある提案』をしたいけど、どうせ何も変わらないからと『チャレンジをする前に』諦めていませんか?

私達にできることはないでしょうか?
私たちは、この時代を観戦する傍観者ではありません。当事者です。
これから目まぐるしく時代の変化とともに、生活環境も少しづつ変化します。
『一生懸命に考え、行動し、見直し、さらにチャレンジする』人は、どんな時代でも楽しめている気がします。

本サイト(本音で語る不動産やさん)は、280項目以上の記事を載せています。
記事の内容は、現代社会の問題や最新の時事ニュースにお金・保険、投資(不動産・株・FX・太陽光)、実務的な内容やメンタルの管理の仕方まで様々です。
全て無料にて閲覧頂けますので、よろしければ『ブログランキング』をクリックして頂き、『本音で語る不動産やさん』から読者登録をしてもらえると嬉しいです。

不動産投資ランキング

▲この記事がためになったら、応援クリックお願いします☆クリックしてもらうととても嬉しいです!▼


にほんブログ村 企業ブログ 不動産業へにほんブログ村

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!