ほとんどの人はお金がたくさんあっても困らない、むしろ嬉しいと思います。
今回は『お金の増やし方』についてお話させて頂きます。
まず、お金を増やそうという観点から多くの人が加入しようとする商品は『貯蓄性が高い保険商品』だと思います。
『学資保険』や『養老保険』が代表的ではないでしょうか。
たしかに、『学資保険』は、子供が大学に行く時などにお金が貰える仕組みであり、保険契約者(保険料を支払う人、主に親が契約者となるケースが多い)に万が一の事(死亡など)が起きた際は『支払う保険料』は全額免除されるという生命保険の要素も含まれる事から人気があります。
日本国内にあります『学資保険』の利率は1%ぐらいです。
よって、万が一の場合にはとても得をしますが、生き続けた場合での『お金効率』はあまりよくはありません。
例えば、毎月の学資保険料支払いが3万円だとします。年間で36万円、10年間の支払い満期で360万円の保険料支払いとなり、受け取り額は400万円ぐらいです。
『養老保険』は、保険料を日本円で支払う円建てとドル等の外貨基準で支払う『外貨保険』があります。
どちらも加入する時期や商品により『利率』が異なる為に、一概に良し悪しを決めることはできませんが、現在は、円建て保険で利率は1%未満、外貨保険で1%ぐらいです。
よって、学資保険と同様のような投資効率となります。
一方で、『太陽光発電投資』では、現在の投資効率で10%くらいの利率があります。ただし、太陽光発電設備を設置する初期費用が最初に数百万~数千万と必要になるため、金融機関からお金を借りて太陽光事業を行う投資家が多いです。
年間70万円の太陽光売電収入が見込めるとします。初期投資は700万円で初期費用は全額借金をした場合、年間の利益は、『収入-毎月の借金=利益』となり、だいたい年間利益は10万円ぐらいです。
この借金を返せば、利益はまるまる入るわけですから、貯蓄保険に支払うのもいいですが、『お金を生み出し、増やす』商品へとお金を流すことの方が、お金という経済の血液が循環します。
そして、その増やしたお金をもとにさらにお金を増やす投資を行うなうことが『お金を増やす方法』です。
太陽光をおすすめしている訳ではなく、『ただ預金する』だけでは中々お金は増えず、『お金の呪縛』から逃れられないという事をお伝えしたかった内容になります。
不動産投資でも株式投資でもいいと思います。
注意点としては、投資をする際には『リスク』と、その投資が終わった後の『出口戦略』をよく吟味してから行動に移す事です。