シンガポール政府系ファンドのGICが2008年に770億円で購入した
ウェスティンホテル東京を2019年末に約1000億円で売却しました。
購入したのは中国系の投資会社、ブライト・ルビーです。
2008年はリーマンショックで不動産価格が下落していた頃ですね。
GICは所有している間のインカムゲイン(不動産収入)を約10年間得て、
約230億円のキャピタルゲイン(売却益)を得たことになります。
東京という超巨大なホテルマーケットにおいて、
ラグジュアリーホテルの売買案件はほとんど出ないレア物!
過去にこのレア物ホテル案件が売却されたのは、
ANAインターコンチネンタルホテル東京ぐらいです。
東京では再開発事業が多く進んでいます。
東京オリンピック後もこの再開発事業は多数存在するため、
東京の希少価値は継続しそうです。
今回の大規模売却で話題となったウェステインホテル東京の近くでは
渋谷の再開発事業が進んでいます。
いずれにしても海外の投資ファンドからすれば魅力的な東京市場に加え、
先進国の世界的な金利低下によるお金余りが東京にも注力されています。
どこまで加熱するかは分からない東京や都市圏のホテル売却価格の上昇!
新型コロナの世界的影響やホテル供給過剰による宿泊費の値引き合戦も始まってる中、都会の不動産市場にも目が離せませんね。
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