人生100年時代の到来と言われる昨今、
政府は企業に70歳までの就業機会確保の努力義務を促す、
「高年齢者雇用安定法」の改正案をまとめました。
この法案は吉と出るか、凶と出るのか。
政府としては、働く高齢者が増えれば年金をはじめ社会保障負担が軽くなり、
財政が楽になります。
ただし、肝心の若い働き手が生き生きと仕事が出来ないのではないか、
と考えます。
現実では、
●活発に活躍している高年齢世代もいるが、明らかに時間内だけ事務所にいてたいして頑張らなくても給料がもらえるという方も多くいる
●あまり仕事をしない。若造に何を言われても聞こうとしない人もいる。
●昔の上司であったため、注意しにくい。逆に若者働き手のストレスが増える。
このような現場は実際多いのではないでしょうか。
ベテラン社員の存在が、
若い働き手の生き生きさを低下させ、職場の空気が暗くなり、
逆に企業の活力を低下させる恐れも内在しているところが残念ながら散見されます。
せっかくの高いスキルや経験値を持ち合わせているはずのベテラン社員の存在が、そのような悪影響という形で周りに影響していることは、大変もったいないと思います。
ベテラン社員の方にして頂く仕事の仕組みとして、私が考える案をご紹介します。
それは、
『本人のスキル(得意分野や経験値や資格等)を生かして、専門職として業務を遂行してもらう』
ことだと思います。
さらに大事なことは、
無駄に若者世代の邪魔をしないこと。
どういうことかというと、ベテラン社員の業務についての管理・承認等は極力上級管理職にさせ、
現場の社員にベテラン社員を任せきりにしないことです。
法律も大事ですが、最も大事なことは、
雇い主は、お飾りベテラン社員を放置せずに、
本人の専門分野や得意分野を把握し、その能力を十分に活用し、
現場の若手に悪影響が出ないようにする努力が大事だと思います。
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