今回は、賃貸営業の中でも法人営業についてご紹介しいます。
法人営業をする一般的な実務は、
法人(会社)へ新入社員や転勤に伴い社宅のお部屋を紹介する
ことです。
この法人契約をより多く頂くことにより、
不動産会社のお部屋紹介実績や管理物件の入居率向上に繋がり、
しいては大家さんにも感謝頂けます。
たとえ、駆け出しの不動産会社のため管理物件が少なく他社が管理しているお部屋ばかりの紹介となったとしても、
法人(会社)様からすると、
より条件に沿った物件を提供しようと、うちの会社の社員のために一生懸命動いてくれた、
と感じられ、喜んで頂けます。
全国的なシステムや仕組みで法人営業を行い顧客を掴んでいる不動産会社もありますが、
一番大事なことは、法人(会社)様の要望・条件に沿った安心できる物件を提供することです。
また、法人様からすると、本業が忙しいため、社員さんのお部屋探しにあまり時間と労力をかけたくないのが本音です。
よって、法人営業の醍醐味は、
法人様の時間と労力を使わせない不動産会社との関係構築
となり、お客様の面倒と煩わしいを請け負うことです。
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私が研修させて頂いた会社の社員さんの営業スタイルに感銘を受けたのでご紹介させて頂きます。
その不動産会社さんは、創設してまだ数年の会社になります。
自社の管理物件はまだまだ少なく、これから開拓していく最中でした。
賃貸営業の社員さんは、賃貸営業をするにあたり法人営業に力を入れ、一部屋でも多くの法人契約を頂けるよう頑張っています。
ですが、創設して間もない不動産会社には、待っていても仕事は入ってきません。
そこでその営業さんは、
「転勤の方や新入社員さんにお部屋が必要なときは、ぜひ私にご依頼ください。」
とアプローチするために会社訪問を行うことにしました。
ですが、ただ訪問するだけでは中々会社名も自分のことも覚えてもらえない。
どうすれば印象に残るだろうか、と考え取った手法は、
訪問時の挨拶の際に
「お部屋が必要な時はバルーンを持ってきた●●を思い出しご連絡下さい。」
という言葉と共に、
名詞とバルーン(風船)
をお渡しする、
という手法です。
かわいらしいバルーンで社名も載っていないため、だいたいの会社さんは事務所にそのまま置いてくださるようです。
自分の顔と名前を印象に残す、とても素晴らしい訪問スタイルだと思いご紹介させて頂きました。
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