不動産の未来予測について、私なりの考えを述べていきたいと思います。
不動産の未来予測について考える上でのキーワードは、7つあります。
① 日本人の人口減少
② 外国人の増加(移民政策)
③ 少子高齢化
④ 格差社会の到来
⑤ 空き部屋・空家問題(特に地方)
⑥ 分譲マンション老朽化問題
⑦ AI(人工知能)とIOT(モノのインターネット)の普及
5年後、10年後、どういう経済状態になっているのか、正直分かりません。
ですが、一つ確実なことは、どんな時も、
自ら考え、リスクを想定し、準備したらチャレンジ!
そして、行動を検証し、また次へ進む!
今は、ネットの中は優れた価値ある情報が溢れていて、自ら求めれば、様々な経験談や知識にいつでも誰でも好きな時に触れることができます。
言ってみれば、情報が制限された特定の国に住んでいない方であれば、
現代は大抵 勉強し放題の時代 です。
高校受験や大学受験、資格の勉強はしてきても、社会人になってから勉強をし続けている方は、どれだけいらっしゃるでしょうか。
1日5分でも10分でも、自身が興味を持つことの勉強をすることが、かなり大事ではないかと思います。
不動産についても、同じことが言えると思います。
都市と地方では、賃料や地価が歴然と違います。
当然ニーズも各地域それぞれです。
都市圏では、オリンピックや旅行客増加に伴い、ホテルの需要が高止まりしていますね。
増えすぎたホテルは、今後どのように活用されるでしょうか。
また、最近のトレンドとして、空家や田舎の豊かさを活用した
民泊+マンスリー の不動産運用が盛んです。
参考記事➤空家ビジネス
例えば、海外からくる旅行客は日本らしさ(海外の方がイメージしている日本)を味わえる旅行プランが人気のようですね。
国内の旅行客は、カップル、単身、家族持ちでニーズは様々ですが、定番のアミューズメント施設(TDLやUSJなど)や癒しの旅行プランなど、非日常的な要素を求める傾向にあるそうです。
それだけストレスの多い時代、という事かもしれませんね。
一般的な不動産投資の観点からは、
マンションばかり建設されている地域は駐車場不足により駐車場の需要が高くなっています。
現に、家賃は上がっていないが、近隣の月極駐車場の相場は上がっている、というエリアは増えてきています。
また、店舗(テナント)の運営は、都市圏以外はますます厳しくなります。
インターネットの普及でテナントを借りたり、買ったりしなくても商売がし易くなっています。
テレワークもいい例です。
地方の昔の商店街などは、シャッター街になっているところが多いですよね。
地価が上がるかどうかは、労働者人口がこれから増えるかどうかが鍵とも思います。
お金を稼いで使うのは、やはり働く現役である私たち労働者です。
お金を稼ぐ世代より年金を貰う世代が多い地域は、衰退の傾向です。
もちろん、日本人の働く世代が減るのは必然ですので、AIの普及に伴い、人間がしなくて良い仕事は増え続けるでしょう。
参考記事➤AI(人工知能)の欠点
昨今は、わざわざ賃貸会社の営業マンを頼らなくてもスマートフォンさえあればお部屋を検索し、契約し、実際に住めるというシステムを確立した会社も誕生しました。
入居者へのサービスはAIで大部分を賄える時代の突入したと言えます。
不動産が専門のため、あまり政治的な話は得意ではありませんが、
不動産に関係する事には少し政治も触れます。
日本政府は、本格的な移民政策に舵を切りました。
これについては、我々日本人としては治安がどうなるのかなど、様々な意見があるかと思います。
しかし現実的にはやはり今後、外国人労働者(移民)がキーポイントになるでしょう。
なぜなら、現在進行形で進む日本の人口減少に伴い、空き部屋や空家が増加の一途を辿っている中、外国人労働者がその空き部屋や空家の問題を解決する大切な存在となっていくからです。
また、土地の地価、不動産の価値には、用途地域も関係性があります。
大きなビルやテナントを作れる地域(商業地域)は比較的に売買価格も高くなります。
大きなマンション・商業ビルが作れるということは、それだけ儲けやすい場所、ということになるからです。
根本的な問題としては、私たちの所得(収入)が増えるかどうか、もポイントです。
参考記事➤現金を作る方法
全体で収入が上がると、物価も自然と上がるため、当然後々には不動産の価格にも影響が出る・・・
と、このような一般論の世の中ではなくなっていますね。
現実的には、収入は下降傾向が続き、物価や消費税は上昇する。
いわゆる、スタグフレーション。
日本政府が発表している“日本の景気”は絶好調のようですが、蓋を開けてみて、絶好調な日本国民はどれだけいるでしょう?
使えるお金は全然増えず、むしろ減っている人が大半ではないでしょうか。
それなのに、モノの値段は上がる傾向です。
消費税も増税、個人には厳しい時代を国家が作っている途中です。
それを容認している、“選挙に行かない”、“納得のできないことを議論しない”、私たち日本国民にも悪いところはあります。
私もそうですが、学校や家庭で経済の教育やお金の教育、社会でチャレンジすることの意義など、分かりやすく教えてくれる環境はありましたか?
ごく一部の恵まれた方しか、そのような教育は受けていないと思います。
教育の質の問題、お金の問題、社会でチェレンジしやすい仕組み、AIの進化と普及に伴う働き方の変革、という大きな課題が現実に存在していると思います。
これらの課題がどう解決していくかも、不動産の未来にとっては重要なカギとなるでしょう。
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➤優れた不動産屋さんを選ぶコツ
➤成功の定義とは
私も日々不安があり、その中でも生活もあり、少しでも希望を感じたらチャレンジする精神で日々挑み続けています。
チェレンジするという事は、失敗もたくさんします。
生活に支障を来たす失敗はしたくはないですが、数々の失敗が糧となり、今の私があります。
チャレンジを躊躇している方がいたら、小さいことからでも、失敗を恐れずにチャレンジをしてほしい、そう思います。
少し話は逸れましたが、
以上、不動産の未来予測について、述べさせて頂きました。
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