水道管トラブルの実情

本日は水道管の破損による水漏れの実情をお伝えさせて頂きます。

天井や床、特に水回りにおいて水道管の破損による水漏れは多々起きます。

水漏れが分かれば、水道修理業者へ依頼すれば良いのですが。
案外、誰に依頼したらよいか分からない人も多いのが現実ではないでしょうか。

ネット広告を見て依頼したのはいいですが、ネット広告の業者さんは『仕事を請けるだけ』の会社が多く、実際にはその仕事を直接修理できる業者さんに発注する形態が多いです。

要は、『依頼主の代わりに仕事を依頼してあげる業者』がネット広告の会社です。
※たまに職人さんを直接抱えている会社もありますが、稀です。

ではどうしたらいいのでしょうか。

答えは意外と簡単です。

あなたが住んでいる市区町村の管轄する『水道局』へ電話をされてください。

『●●市(区)水道局』に電話をしますと、『水漏れの原因や被害状況』を電話で確認されます。
『床から水が浸っている様子。原因の箇所は分かりません』というように、正直に分かる範囲をお伝えすれば充分です。

水道局の連絡先はネット検索ですぐに出てきます。
これなら安心ですよね。

水道局は、実際に修理が出来る会社を紹介してくれます。
市区町村が指定する『指定工事業者』と言う名目で予め市区町村が管理しています。

紹介を受けた水道業者に電話し、『初めから水漏れの内容をお伝えする手間』はありますが、
確実に工事をしてくれる為安心です。
※費用がご心配な方はお電話で大方いくらくらいか尋ねれば『大体〇万円くらいです』と教えてくれます。実際に現場を見ないと正確な数字はお伝え出来ないのも現実です。

これで修理してくれれば万事解決と思いきや、工事がすぐに入れる場合と数日たってからしか工事に入れない場合もあります。

では、それまでかかった水道料金はどうなるのでしょうか。

実は、工事業者が修復してくださった後に『請求書と工事完了報告書』をくださいます。
その工事代金を振込み、その用紙を持って管轄する水道局へ連絡されてください。

水道局は、『工事完了報告書をお持ち頂けましたら、いくらか水道料金を減額します』とご案内してくださいます。

地区によっては、水道局の中にお客様と水道料金について話が出来る所もあれば、受付が違う場合もありますので、必ず場所を聞いてから出向くのが効率的ですよ。

実は、水道料金を減額してもらえないケースもあります。
それは、次の2点です。
1,入居者(お住まいの方)が故意に破損させた水漏れの場合
2,トイレ・お風呂・キッチンなど、『目で見て分かる水漏れが原因』である事

1の故意に破損させた場合の件は皆さんもお分かりになるかと思います。
意外と知らないのが、2の『目で見て分かる原因の箇所の場合』です。

水道局は、『日頃より使用されている水廻りで、目で見て分かる原因であれば減額対象外となります』と言われます。
過去に私も何度か挑戦してみたのですが、覆った例はほとんどありません。

たまに、『日頃より使用していない箇所で、気づくのに時間を要しました』と根拠を持って説明すると少し減額してくれる事もありますが、中々難しいです。

皆さんも生活する上でいずれ経験するであろう『水漏れ』が起きた際には慌てずにご対応くださいね。

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