仕事や生活の中で、
『なぜこんなことが起きたのだろう?』
と、疑問に思う事も多々あるかと思います。
例えば、
『今日の自分がやることが多すぎて忙しかった。ふと1日を終えてみると、重要な事をミスしていた』
なんてこともあります。
1日を振り返って、自分の考え方や行動を検証した時に、
物事には原因・要因といった、本質の問題が出てきます。
まず、重要なミスをしてしまう人の特徴としましては、
『日ごろから整理整頓が出来ていない』という人が多いと思います。
部屋が汚い、家の中が汚い、仕事机が汚い、
色々と整理整頓が出来ていない人の分かりやすい特徴がありますが、
最近多い傾向としては、
パソコンのデスクトップが、
汚い(いろんなアプリやファイル・ファイルBOXがベタベタとたくさんある)
という傾向です。
これでは、仕事もはかどりません。
どこのBOXに、何のファイルを直しているのか、
また、だれかにお願いするときに、分かりやすく
『〇〇のフォルダの中の〇〇を開けば情報を確認できるよ』
なんていう風に、第三者にも分かりやすく整理しているかどうか、
これには人の性格と整理整頓が普段より出来ている人なのかどうかが良く分かります。
整理整頓を普段より出来ている人は、
『自分の頭の中や精神面も安定している』という傾向にあるだろうと思います。
よって、
『今日やるべきこと、明日以降でいいこと、』
という優先順位を自分で瞬時に判断し、行動に移せます。
仕事をやり始めたばかりの新社会人の人たちは、
この優先順位をできるようになるまでは、1年くらいはかかると思います。
それは、仕事の全体的な流れを体感する期間が足りていなく
結果、『重要度・緊急性』の判断がつかないからです。
要領のいい人は、この『重要度・緊急性』の高さを感覚で掴めます。
自信がない人は、
『これは重要性・緊急性が高い内容でしょうか?今優先させて行えばよいのでしょうか?』
という質問をすることをお勧め致します。
問題は、
あなたが優先と思う事ではなく、
仕事や作業として何が優先かを見極められるかどうか、という事です。
例えば、
『〇〇会社に、明日までに100万円を入金(振込)しててほしい』
という、上司の指示があったとします。
ですが、あなたには他にやらなければいけない事が山ほどあります。
さて、何を優先して仕事をこなすべきでしょうか?
という例えに対しての答えは、仕事の内容によって異なります。
優先順位を自分で仮定する事は大切ですが、
自分でしっかりと判断できる自信がなければ、
また、責任を取れる範囲でなければ、必ず確認をする事です。
この確認がとても重要です。
また、この確認をし、優先順位を見極められるようになるための基礎は、
『日ごろからの整理整頓』だと思います。