最近では、自宅や所有不動産(アパート・借家・マンション)に関わる
『火災総合保険』
を、きちんと理解されていない人も多いかと思います。
『自宅付近で落雷が発生し、テレビの映りが悪くなった』
という理由で、テレビを買い替える人もいるとは思いますが、
これは、
『家財保険(火災保険に付随して付ける特約保険)』
で、保険金の請求が可能です。
他にも、
『台風で、所有アパートの駐輪場の屋根が飛んで行った』
『台風で、一部の部屋の窓ガラスが割れた(ひび割れした)』
という際にも、火災保険の風水災に該当し、保険金が請求できます。
まだまだあります。
その水漏れのせいで部屋の床がぶよぶよになった。』
この時には、
『水回りの修理費用や床の全面リフォーム費用も保険金請求が出来ます。』
注意点としては、
『事故や災害であるかどうか』
つまり、経年劣化(古くなったから壊れた)では保険金はもらえないケースもあります。
そして、
保険請求や、相談に親身に乗ってくださった人への感謝の心も忘れないでください!
知識やスキルがある人には、多くの相談事や顧客がいます。
その多忙な中で、親身に動いてくださった人へは感謝をしなければ、
その人も人間ですので、ゆくゆくは離れていきます。
さて、ここで保険請求の流れをご説明致します。
①どの火災保険会社にも
『事故受付のコールセンター』があります。
ご自身の火災保険加入先の事故受付連絡先をご確認ください。
②電話した際に準備しておくものは、
『加入者の証券番号』です。
お手元に必ず証券番号を控えておいてください。
次に、事故内容をお伝えしてください。
事故受付センターの人は、以下の物を要求してきます。
□事故現場の写真
(修繕前の写真と、修繕後でしたら修繕後の写真も)
□修繕の見積書(もしくは請求書)
信頼ある管理会社さんが準備してくださる場合には、
大家さんとしてはとても楽ですよね!
保険請求の仕組みを知らない大家さんも多いですが、
上記のように、写真を撮り、業者に見積もりを依頼し、
そして迅速に保険会社に連絡を取り、保険金請求をかけるのですよ。
自宅であれば、自分自身でしなければいけない事も多いため、
この記事はいずれとても役立ちますので、ご活用頂ければ幸いです。
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