ギャンブルを主軸とした少年ヤングジャンプで連載していた漫画になります。
人間の欲や汚さ、そして圧倒的な『暴力』を描き出している最高傑作だと私は思っています!
サスペンス性と犯罪性、そして何より『醜い人間性』をしっかりと表現しているため、読み始めたらたった1日で一気に10巻くらいまで読んでしまいました!
久々にしびれる漫画ですよ!
(あらすじ)
パチンコ屋に入り浸っていたギャンブル狂の青年の梶隆臣(カジ・タカオミ)は、パチスロの演出がわからずに戸惑っていた男・斑目貘(まだらめ・ばく)にアドバイスする。貘(バク)が「大勝ちできた恩返しに」と借金清算の手伝いをしたことで梶は、貘の正体が「嘘喰い」(うそぐい)の異名を取る伝説のギャンブラーであることと、『要請に応じて立会人を派遣しあらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」(かけろう)』の存在を知る。
貘の目的はかつて失った大金と様々な力を取り戻し、賭郎の長・お屋形様の座を奪い取る大勝負「屋形越え」に再び挑むことだった。
「廃ビル脱出勝負」にて梶の賭郎会員権と新たな仲間・マルコを得、富士廃坑での「ハングマン」勝負を経て嘘喰いは再び賭郎の会員となり、屋形越えに敗れた嘘喰いと共に賭郎を抜けたかつての専属立会人・伽羅も仲間に加わる。
そのころ海外の犯罪組織「アイデアル」が賭郎を支配下に置くべく日本に進出し、両組織の抗争が始まり対立が深まってゆく。
警視庁での「迷宮」勝負にて「かつて屋形越えに敗北しお屋形様に命を預けられている」事実を抹消した嘘喰いは、マルコと共に続く「Mゲーム」に勝ち、国家権力によって不正に揉み消された犯罪者のリスト・Lファイルを獲得。
一方で梶は、嘘喰いに先立って迷宮勝負に負けLファイル中のある殺人の罪をなすりつけられていたが、事件の真犯人を突き止め「ファラリスの雄牛」勝負に勝利、嘘喰いの力を借りることなく自力で冤罪の呪縛から解き放たれた。
私個人的な見解になりますが、
この漫画の魅力は『人間の欲、汚さ、恐怖心、虚栄心』など負の部分がしっかりと描かれているところにあります。
また、ギャンブルを取り仕切る秘密組織『賭郎(かけろう)』の戦闘スペシャリストのエージェント達、『立会人(たちあいにん)』の存在が漫画のクオリティを頂点へと押し上げます。
圧倒的な賭郎の『暴力』に対して、絶対的な『国家権力』の戦いなども後半では繰り広げられます。
『賭郎』VS『国家権力の公安部隊』は最高にしびれます!
主人公の嘘食い(班目獏)はどうして心臓が弱いのか、
最強の立会人『伽羅(きゃら)』は最後まで負け知らずの最強か、
人間の弱さ、醜さ、そして暴力という負の部分を受け入れている漫画好きであれば、はまること間違いないと私は思います。
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