政府は13日に『夜の街』(キャバレー、スナック、クラブ、ホストクラブ、ライブハウス、カラオケ、接待を伴う飲食店等)に対して「営業のガイドライン」を発しました。
この「ガイドライン」を守っているお店には、『感染対策をしているお店と認めたステッカー』が政府や自治体(役所、保健所)配られ、お店側は入口に貼ります。これにより『感染対策を守っているお店』という少しの安心感から顧客を消費へと誘導しやすい状況を作ります。
緊急事態宣言解除後も「夜の街」からの感染者が続出しているのが原因です。
①顧客や従業員、関係者の連絡先を一定保存する事
②人同士の間隔は「最低1m」できれば2mあける事。ボディタッチは禁止
③テーブルやカウンター席には「アクリル板」や「ビニールカーテン」を設置する事。唾が飛ぶような大声は禁止
④入店時に、顧客も従業員も検温する事。発熱(37度以上)が確認された際には一切の入店をさせない事。
⑤カラオケでは「マスク」を常時着用したままで歌う事。マイクはそのつど消毒する事。最低30分に1回の消毒もする事
⑥多くの人を集めるイベントは禁止
⑦支払いは「オンラインチケット」や「キャッシュレス決済」(電子マネーやクレジットカード決済)をすすめる事
⑧顧客と従業員を合わせた満席数の50%以下での店内営業とする事
「夜の街」以外でも、コロナ対策の指針が出されました。
例えば、屋内のイベントで「ライブハウス以外」の「講座」や「演座」等の「人が密集する屋内」においては、定員人数の50%以下で、かつ1000名が上限となります。
定員50%以下で1000名規模となる場所としては、「野球ドーム」や「総合体育館」などが該当します。
お店を運営している事業者や従業員にとってはすごく大変で辛い現実です。ただ、少しでもこのガイドラインを早く取り入れるお店は、このコロナ不況が続く中でも『顧客』が少しずつ確実に戻ってくると私は思います。