有事の時に思うこと

現在の日本は、「日本のみならず」ではありますが、新型コロナによる有事の時と言えると思います。

このような有事に見舞われるときに思うことは、

民主党のような政権がこの国の舵取りをしていなくてよかった、

ということです。

もちろん、今の自民党政権の新型コロナ対策について、賛否両論あることでしょう。

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民主党政権になったことで政治に関心を持つ国民が増えたなど、いいこともありました。

ですが、もし、あの時の民主党政権がこの国を治めていたら?

考えただけでも恐ろしい気持ちになるのは私だけでしょうか。

きっと、今の中国のように、新型コロナが蔓延し取り返しのつかない事態になっていたのではないのかと思ってしまいます。

民主党に政権交代する前のマスコミの自民党叩きは、異様なものでした。

その当時は麻生内閣時。

当時の麻生首相へのマスコミの陰湿な揚げ足取りは、すごいものでしたね。漢字の読み間違いをしつこく取り上げられて、女性アナウンサーも麻生首相を小馬鹿にしたようなアナウンスをしていたのを思い出します。

故中川元財務大臣も、おそらく嵌められて酩酊会見に追い込まれ、マスコミの格好の餌食にされていました。

とにかく、あのときのマスコミの自民党叩きは、恐ろしいものがありました。

そうして、マスコミの煽りに流された日本国民が多数。

ついに、民主党へと政権が移行することになりました。

民主党に一度やらせてみたらいい、

あの当時の日本人は、そうやって、国の舵取りを、民主党に託したのです。

国、という大変な舵取りを、試しにやらせたのです。

そして、どうなりましたか?

東日本大震災が起きました。

日本の有事です。

情報は行き届かず、東日本大震災は未曽有の被害を出しました。

報道のなされていない避難場所には、物資もボランティアも行き届かない日が6日もあったといいます。

考えてもしょうがないことですが、自民党政権であれば、このような甚大な被害を出すことはなかっただろうと思うのです。

国の運営を、一度やってみる?と言って試しにやらせるなど、そんなことさせてはいけなかったのです。

確かに自民党にも世襲が多い、官僚任せの政治だなど、批判される要素はあると思います。

だけど国の運営はトップに立てるだけの人物・政党がやならければ国は瞬く間に沈んでしまうだけの負の力を持ってしまいます。

有事の時に気づいても時すでに遅し。

これは、誰の罪か。

マスコミが日本国民を扇動した。マスコミが悪い。

それはそうでしょう。

しかし、マスコミの扇動にまんまと乗った日本国民、我々の罪ではないか。

曇りなき眼で物事を見ようとせず、人の意見に流された我々の罪。

知らず知らずのうちに、誰かに幾重にも掛けられたフィルターで物事を見ていないか。

ほくそ笑む誰かの思い通りに考えていないか、動いていないか。

あの時以来、マスコミを疑いの眼差しで見ることができる人が増えたのではないかと思います。

それでも、まだまだマスコミの力は強い。

曇りに曇った眼になっていないか、フィルターを取って自分の眼で物事を見ているか常に考えて物事を見る人々が増えたら、自戒を含めて、そう思います。

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戦後日本は豊かになったけれど、その日本の行く末を憂いて自分の腹を切った、日本人最後の武士と言われた三島由紀夫。

彼の眼は、驚くほどの澄んだ瞳をしていたと言います。

彼は今の日本をどう見ているのでしょうか。

そんな私も、数年前までは、典型的な戦後GHQ教育の申し子の申し子、でした。

日本人はダサい、白人はキレイ・カッコイイ!

とまでは言わなくても、東洋人より西洋人のほうが上、という意識があったのは確かです。

日本人のほうが、劣っていると当然のように思っていました。

でもそれは、戦後GHQ教育の賜物、アメリカに知らず知らずに植え付けられた価値観だったんですね。

アメリカは正義の味方、アメリカは正しい、そう素直に思っていました。

日本は間違ったことをした、アメリカが正してくれた。

違ったんですね。

東京大空襲という大虐殺を、原爆投下という非人道的な行いをしたアメリカ人が正しいはずがない。

日本を、手段を選ばない暴力という力でねじ伏せたアメリカ。

アメリカは、強い日本を恐れた。

愛国心に基づき、天皇のため自分の命を差し出すことを恐れない強い日本を恐れた。

そうしてアメリカは、二度と日本人を強くしたくない、その一心で、

愛国心を持つことはおかしな人だ、愛国心が人を間違った道に進ませる、そんな風潮作り工作を徹底的に行ったわけです。

でもそんなアメリカ人が、日本の神風特攻隊から、愛国心を学ばせる教育をしているといいます。

国を強くするのに、どれほど愛国心が大事か、アメリカが一番わかっているのです。

その愛国心を日本人から削ぐことが日本を弱くすること、そこに目を付けたというのは、アメリカの洞察眼には驚きますが、日本はそのアメリカの思うままに道を歩んできたように思います。

愛国心を持った昔の日本人は、どれだけ多くの人が澄んだ瞳を持っていたのでしょう。

三島由紀夫のような瞳を持った人が、たくさんいたのでしょう。

そんな澄んだ瞳を持った多くの方々の犠牲の上に成り立っている今の日本。生かされている私たち。

どの国にも劣るなどとはつゆも思っていない誇り高く気高い日本人、自分を信じ命を惜しまずまっすぐに前に進む日本人。そんな昔の日本人の姿に思いを馳せると、なんだか涙が出ます。

生かされている私たちは多くの犠牲を払った先人たちへの鎮魂の祈りと感謝とともに、先人たちの清らかな顔に泥を塗ることの無いよう曇りなき眼でその思いを正しく引き継いでいかなければならない、そう思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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