金融庁の監査やお目付けが厳しくなる中、
不動産市場において変わらず融資の状況は厳しさを増しています。
金融機関が融資という【蛇口】を閉めると、お金が流れないため
不動産市場における経済活動は低下します。
かといって、蛇口を緩くしすぎると超低金利でのお金が流れ込み
不動産市場にジャブジャブ溢れかえる。
日本の不動産市場に大量の投機マネーが集中した結果、
東京や都心のオフィスビルや高級ホテルの売買価格上昇が起きています!
この流れはゆっくり地方にも影響し、サラリーマン大家が多く誕生しました。
今後、「蛇口」が閉められたら不動産市場はどう変化するのでしょうか。
かつては、いろんな経済雑誌や経済エコノミストの方の多くが、
「リーマンショックのような急激な崩壊ではなく、緩やかに下降となり、不動産市場も落ち着くだろう」と意見していました。
しかしここにきて、新型コロナの影響に加え、米国のクレジットバブルの崩壊
が予期されてきています。
また米中の貿易摩擦の世界的影響も続きそうです。
さらに、
我々日本人が忘れてはいけないのが、我が国は【自然災害大国】である事!
そして人口減少、空き部屋問題、高齢化問題、、、
いつ不動産市場が急激に落ち込み、金利が上昇に転じ、
我々の生活環境に悪影響を及ぼすのかは分かりません。
じわりじわりと建物がきしむかのような音が聞こえる気がします。
何をするにもリスクはつきもの!
リスクが無いところにビジネスチャンスもないのも事実です!
今後はさらにリスクを洗い出し、
行動に移す前の出来る限りのさらなる準備が必要かもしれませんね。