三井住友海上火災保険は、
垂直に離着陸し、移動することが想定される車両「空飛ぶクルマ」向け保険の扱いを
アジア12か国で2022年から展開する方針です。
空飛ぶクルマは都市内での移動や配達への活用が見込まれています。
同サービスの開発に取り組むドイツの『ボロコプター』に約10億円を出資し、商品設計を進めています。
商品は運送サービスを手掛ける企業を対象に機体破損などのリスクを補償します。
ボロコプターは自動運転技術と空飛ぶクルマを組み合わせた移動サービスの開発を目指しています。
保険は空飛ぶクルマを使う運送サービス全体に提供します。
損保業界ではこれまで機体の開発に向けて保険を提供する動きはあったが、
企業に直接出資し、保険を商品化する事例は初めてのようです。
「空飛ぶクルマ」なんていうのは、まだまだ夢の世界かと思っていましたが、まだまだ企業向けではありますが保険が登場するのがもう2年後に迫っていることを知ると、一気に現実味を帯びてきますね。
私たちが生きている間に、今の自動車に変わって空飛ぶクルマを当たり前に移動手段として使う日が来るのかもしれませんね。