遺伝子検査 GeneLife(ジーンライフ)

今回は、不動産とは全く関係のないお話で失礼します。

私が体験した遺伝子検査について、なかなか貴重な体験でしたのでご紹介させて頂きます。
(妻執筆)

みなさんは、遺伝子検査をしたことがありますか?

私は遺伝子検査がずっと気になっていて、やってみたいと思っていました。

私には娘がいて、娘は肌の色が真っ白で髪の毛も茶色く眉毛も茶色く、娘を初めて見た人からは、100%「ハーフ?」と聞かれます。

私も旦那も完全に日本人なのですが。

私も幼い頃、娘そっくりの外見でした。

自分はどこかで外国人の血が混ざっているのかな?と時々想像し、それを調べることが出来たらいいな、と思っていました。

そこで目に留まったのが、

genelife遺伝子検査

自分のルーツを調べることができるというのです。

それだけでなく、自分がなりやすい疾患、自分の外見のこと性格のこと、遺伝的に組み込まれている360項目の情報を一度に解析できるというのです。

自分を知るのに調べてみたい!

と思いながら私は、別にお金をかけて知ることでも無いよね・・・・と1年間購入に踏み切れず楽天市場の買い物かごの中にこのGeneLifeの遺伝子検査キットを入れたまま・・・

でもやっぱり知りたい!!!

消費税が10%に上がる前日、ついに購入してしまいました~!


数日で、⇑このキットが届きました。

1年間悩んで買わなかったのは何だったのだろう(笑)

やることは、梱包されている専用の容器に唾液を入れ、専用の封筒に入れて送るだけ。

送ってから3週間ほどで、結果が出たとGeneLifeからメールで報告がありました。

ドキドキしながら、

GeneLife専用のアプリをダウンロードし、自分のID、パスワードを作って、自分の結果にログイン。

このような大まかな項目がありました。

まずは気になっていた、自分のルーツ

ルーツがどこまでわかるのか謎でした。

私はどの時代でどこの国の人の血が混ざった、ということまでわかるといいなと希望的観測を持っていたのですが、残念ながらそういうことは分からなかったです。

この遺伝子検査でわかるルーツは、ハプログループというグループの中で自分がどのグループに属するか、ということです。

それは、母親から子どもへと受け継がれるミトコンドリアDNAを調べることで、わかるようです。

つまり、
今回わかるのは母方のルーツ

父方のルーツY染色体を調べることでわかるようですが、Y染色体は女性になく、男性しか持っていないDNAです。

(GeneLifeでY染色体のハプログループまで調べられるのかは、私は女性なのでわかりません。おそらく、Y染色体ハプログループまで調べられないとは思うのですが、男性でGeneLifeで遺伝子検査をしたことのある方、分かる方教えて頂けるとありがたいです。)

脱線しますが、父方のルーツというと、我が国日本の象徴である”天皇”。
天皇は初代から今上天皇の126代まで少なく見積もっても約1300年間、ずっと父方のDNA、Y染色体を絶やさず受け継いできているそうです。
女性の天皇がその間10人おられるようですが、どの女性天皇も男系祖先に天皇を持つ男系女性天皇なのだそうです。あたかも父方のDNAを絶やさないことを意識しているかのように、女性天皇全員が亡くなった夫が元天皇であったり、生涯独身を貫いているのです。
DNAの知識なんてもちろん無いはずのに。

そんな国は世界中どこを見渡しても日本だけ。
世界が日本を驚嘆と尊敬と羨望の眼差しで見る理由の一つがここにあるようです。

ごめんなさい、話を戻します。

今回分かる、自分の母方のルーツ。

現代人は、元をたどれば35人の母親の子孫であるといわれていて、
日本人の95%がその中の9人が起源のようです。

《↓ミトコンドリアハプログループ分類表》

日本人は、上の表で番号をふっている、主に以下のハプログループに分類されます。

Dグループ(日本人の割合:約35%)・・・東アジア最大集団
誕生時期:約4万年前

M7グループ(日本人の割合:約15%)・・・幻の陸地スンダランドの末裔?
誕生時期:約5万~4万年前

Bグループ(日本人の割合:約10~20%)…太平洋を渡った日本最初の移住民
誕生時期:約5万~4万年前

Gグループ(日本人の割合:約7~10%)・・・氷河期を超えた北方民
誕生時期:約3万年前

Aグループ(日本人の割合:約7%)・・・マンモスハンターと呼ばれた狩猟民
誕生時期:約3~2万年前

Fグループ(日本人の割合:約5%)・・・東南アジアの冒険者
誕生時期:約4万年前

M9グループ(日本人の割合:約3%)・・・険しき道を超えた山の民
誕生時期:約3%

M8グループ(日本人の割合:約3%)・・・北方漢民族の系譜
誕生時期:約4万~3万年前

N9グループ(日本人の割合:約7%)・・・アイヌの祖、中国起源渡来人
誕生時期:約4万~3万年前

⑩?グループ(日本人割合:約5%)・・・日本人少数派
 (GeneLifeではL、M、N、H、Rのグループについて調べられる)

日本人の割合のパーセンテージを見ても分かるように、
日本人の6割~7割
Dグループ、②M7グループ、③Bグループ

のどこかに属しています。
この3グループで、日本人の多数を占めています。
それ以外はそれぞれ比較的マイナーグループです。

私は、どこのグループだったかというと。

GeneLifeでは、【体質】の項目の中の《その他》をタップすると、スクロールして一番下に、自分が属するグループが出てきます。

私は、上のスクショの通り、マイナーグループであるGグループでした。(その中でもG2グループのようです)

私は、母親もその母親も日本の南方出身ですが、Gグループ。氷河期を超えた北方民。

Gグループを詳しく見ていくと、

約3万年前(最終氷期の最寒期以降)にシベリアで誕生したグループで、旧満州、朝鮮半島、中国や中央アジアを移動して日本に入ってきた模様。
人類が北方へ再進出したことに由来して発現したグループと考えられているようです。
北方で誕生していて、南方への進出が見られないことや、分布が極東地域に多くみられることから、長い間を厳寒地で生活していた可能性が高いようです。

日本列島においては、本州・沖縄に比べて縄文時代の北海道の人々や、現アイヌ集団の人々が、Gグループに比較的多く存在することが解っているそうです。

また、Gグループの分布は、その他にカムチャッカ半島北シベリアの先住民に多く見られるのも特徴、とのことです。

私の遺伝子情報の中で、 『肌の色』の項目は「白い傾向」「標準」「地黒傾向」の3段階の中で、「白い傾向」とありました。
つまり、娘もこの遺伝子を引き継いでいます。
その要因は、北方から氷河期を乗り越えて来た祖先のDNAが影響しているのだと、想像することが出来ました。

また、私の子どもたちが暑がりで寒さに強い傾向にあるのも、このGグループに属する、ということで妙に納得できました。

私は日本の中ではけっこう南方の出身ですが、私の遺伝子には氷河期を生き抜いてきた北方から渡って来た祖先のDNAが刻まれているということ、そして3万年という時をかけて日本南方のこの地に到達し現代の私までそのDNAが紡がれてきたことを思うと、なんだか感動してしまいます。祖先が紡いできたこのDNAを途切れさせてはならない、1日1日を大事に生きなければなぁと、改めて思うきっかけとなりました。

ちなみに、日本人に一番多いDグループについて言うと、

今から約5万年前、アフリカにおいてハプログループDEから分岐し、沿海ルートを通ってアジアへ向かったと考えられる。
このハプログループDは、日本列島・南西諸島やチベット高原のほかにはアジアの極めて限られた地域でしか見つかっておらず、東アジア集団を特徴づけるグループと言えるそうです。
面白いことに、同じ東アジアであり日本に最も近い中国や朝鮮半島にはほとんど見られないグループのようですよ。

さらに面白いことに、Y染色体においてのハプログループD2については、日本特有の遺伝子のようです。

日本人の特徴的な性質、例えば「和を重んじる」「礼儀正しくマナーを守る」「責任感が強い」「我慢強い」「積極的にアピールしない」「争いごとを好まない」「完璧主義の人が多い」等、“日本人らしい”と言われる性質。
誇るべき日本人の性質
それは我々日本人の代表ともいえるDグループの人の遺伝子が起因かも?と私は思っています。(※私個人的な持論です)
Dグループの日本人が日本の核を作ってくれてきたんじゃないかな、Dグループの日本人ありがとう、と、私は 勝手に 思っています。

GeneLifeの遺伝子検査でわかることは、もちろんルーツの他にもたくさんあります。

色々と自分自身のマニアックな部分を言い当てられていることが、面白かったと同時に驚きました。

例えば、甘いものの摂取傾向が「強い傾向」だったり、買いだめしやすい傾向(笑)だったり、「夜型傾向」(朝に弱い)だったり、耳垢は「乾燥タイプ」だったり・・・(笑)。

一番びっくりしたのは、QT間隔が「やや長い傾向」と出ていたことです。
QTとは、心電図が示すQ波からT波の間隔のことなのですが、以前妊娠中に心拍の検査で不整脈と指摘され、心臓の詳しい検査をするようにお医者さんに言わて詳しい検査をしてみたら、「QT間隔が通常より延長している」と言われたのです。QT間隔がやや長い傾向であることが、遺伝子検査でわかるなんて。
とても驚きました。

あと私は、すい臓がんと肺がんが、「高い傾向」と出ていました(涙)
肺がんに関してはタバコも吸わないのになぜだろう?とは思いますが、
遺伝的にそう出ている結果を真摯に受け止めて、
病気にならないように適度な運動をしたり、食生活をバランスよくすることを心掛けたりしていきたいと考えています。

色々なことに気づかせてくれる遺伝子検査。

ご興味のある方はぜひ「GeneLife」試されてくださいね。⇩

ルーツまでわかる遺伝子検査は他にも

DeNAが出している『マイコード』という遺伝子検査キットもありますよ。⇩

長文最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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