出世する人、しない人~本当にそうなのか

3月~4月は会社員にとって『人事が動く月』となりまね。
本日は『人事』に関係する『出世』について記事にさせて頂きます。

ほとんどの会社員にとっては、『出世(しゅっせ)※今よりも地位が上がる事』や『栄転(えいてん)※今と地位は変わらないが実質的に将来の出世の可能性が高い異動』は良き事です。

出世すると、給料や報酬は上がり、今までよりも自分が行う仕事の権限が増えて『新しいチャレンジ』がしやすくなります。
反対にデメリットもありますよね。
今までよりも『価値ある結果』を求められる事となり、責任やプレッシャーも強くなります。
その影響で体調を悪くしたり、不眠症となる人も多くなるのが会社員としての出世デメリットです。

大手企業の場合は、平社員から主任や係長であれば、責任やプレッシャーは多少上がるだけですが、
課長やマネージャー、部長等の管理職(部下を数名から数十人受け持つこと)となれば、責任とプレッシャーはとても強くなります。

人によっては、『出世しない方が良かった』と出世を断らなかった事を後悔する経験をする人もいます。こればっかりは、『経験して見ないと分からない』という事もある為、一概には言えません。

それでも出世が嬉しい人は、『情熱と行動力』を持ってどんどんチャレンジしていけば、
『新しい経験』を積むことが出来、もっともっと出世する人が出てくると思います。

企業体質により出世の仕方は様々ですが、日本企業において典型的な出世する人の特徴は『上司や上司の上司に好かれる事』が重要な要因とも言えます。
昨今は『人事制度による役職テスト』を実施している企業も増えてきましたが、ほとんどの上級管理職は『昔の出世スタイル(上司・上司の上司に好かれる処世術)』により今の地位を確立している人がほとんどです。
おそらく、本格的な『役職別のテスト』や『倫理観の心理アンケート』等を今の上級管理職に実施すると、ほとんどの人が『不合格』となる可能性があります。

『役職テスト』
部長、支店長、課長、課長代理、マネージャー等の役職に分けて、『出世させる価値があるかどうか(出世の仮予約券)』の適正を図る『人事テスト制度』です。

『倫理観の心理アンケート』は、人としてもモラルや、業務における安全性・コンプライアンス遵守が備わっているかどうかの確認テストのようなもの

それだけ、『会社の出世』には『上司や上級管理職・役員』が人間関係で決める要素がまだまだ多いというのが日本企業の特徴です。

よって、現代の20代~30代前半の世代には『結局はどんだけ働こうが、結果を残そうが好き嫌い人事』という印象が強い為、『現代にあったスキル重視の待遇』を実施している現代風企業や現代風中小企業に人が流れます。

順調に出世してきた人はこう言います。
『結果にしても、仕事にしても、上の人に認められるやり方でないから出世しないだけ』だと。

おっしゃる通りでしょう。これが多くの日本企業の実態です。
しかしどうでしょう。某企業の部長は『会社のお金を横領』している人もいたり、『地位を利用したセクハラやモラハラ』を未だにやっている人も多く見受けられます。

では、『何を持って出世なのか。出世したいのか。』ではなく、、

これからは、『自分の人生にとって、どんな価値があるのか』を真剣に向き合う時代が到来しているのではないでしょうか。

言うまでもなく、1番大切なことは『仕事』でもなければ、『出世する事』でもありませんよね。
大切な家族を守りたい、守り続ける能力が欲しい
自分の大切だと思う仲間を守りたい、笑顔にしたい、
自分と接する人たちに『その人の為の価値』を提供したい。
そして、『自分自身が充実感や幸せを感じる日々』を望んでいる。

私達日本人の多くは、『誰かの為』という大義があれば『いくらでも強くなる人種』だと私は思っています。

色々な本や配信動画で『出世する人・しない人』『一流と二流の違い』などなど、ビジネスマンや経営思考が強い人にとって興味をそそるものが多く存在します。

でも1番大切なものは、『子どもの頃からあなた自身の心の中にあるもの』だと思いませんか

今の自分の出来が良かろうが、悪かろうが、目を閉じて『今の自分と向き合う』事をしてほしいです。
あなた自身が本当にやりたい事、叶えたい事、それゆえに『絶対にしたくない事』が素直に分かってくると私は思います。

自分も相手も『心から重要な事だ』と納得し、理解した後に、『人生における利益の共有』を目指した行動に伴い、おのずと結果もついてくると私は信じています。

記事紹介➞『部下の育て方と魅力ある上司とは

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