太陽光パネル設置のメリット・デメリット

まずは、デメリットからご紹介します。

①初期費用がかかる(ローンを組む場合は利息もかかる。)
⇒極力、自己資金で賄う(あとあと繰り上げ返済をする計画もOK)

②固定資産税の負担が増える
⇒償却資産として課税されます。シミュレーションを作成しましょう。

③電化製品の為、故障・修繕が必要になる
⇒火災・風災・落雷等の火災保険に加入する。+修繕積立をする。

④数年に1度は液晶パネルの掃除をする
⇒カルキが入っている水道水での清掃はNG!
 パネル清掃を行う業者に見積もりを依頼して費用の比較をする。

⑤曇り・雪など悪天候の際には発電しないことも多い
⇒投資場所をしっかりと見極める。

⑥買取制限が掛かり、儲けが減る可能性がある。
⇒電力会社に問い合わせをし、細かく確認する。

⑦将来、投資が終わったあと処分費用が掛かる。
⇒太陽光パネルは産業廃棄物なので、一般の人が処分をすることは出来ません。
できれば将来処分のことを考えて、リサイクルに回せる種類のパネルを選択するのも一案です。

⑧大手・地方銀行は太陽光パネル自体を負の資産と評価するケースが多い。
金融機関に事前相談してください。

では、メリットは?

①利回り12%以上であれば、マンション・アパート投資より採算性が良い。

②田舎でもできる

③日本政策金融公庫や太陽光ローンなど、融資が受けられるケースが多い。
 (自己資金が無くてもできるケースが多々)

④自宅に設置する場合などは、電気代が安くなる。

⑤災害時や停電時に電気が使える。

⑥石油や石炭のように枯渇することがない、環境に貢献できるクリーンエネルギー。

太陽光パネル設置は、資産に余力があれば手を出しやすい投資ですが、現金余力に不安がある方は、シミュレーション作成リスク管理を徹底して検証されてください。

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リスクは例えば、

①落雷により発電しなくなり、保険を適用して修理をしたはいいけれど、その修理期間中の売電保証はあるのか、ないのであれば手出しでローンを支払うことになるのでは?

②数年内にマンション投資を行う予定だが、太陽光パネルを負の資産と評価されれば銀行の評価が下がるのではないか?

③鳥の糞などで液晶パネルが汚れれば、清掃費用が頻繁にかかるのではないか?

などがあります。

出てくるリスクの検証をしっかり行ってくださいね。

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