自分に必要なパートナーと仲間を作る方法

本日は、『自分にとって必要なパートナーと仲間を作る方法』を記事に致しました。

ほとんどの人は、『自分に必要な存在』が傍にして欲しいという願望があります。

仕事、プライベート(恋愛・趣味)では、自分の近くにいる人間環境によって『自分の人生』が大きく左右される事が多いのではないでしょうか。
自分の置かれている環境や人間関係はとても大切です。
子どもの頃だと、近所の学校に通うしかない人がほとんどだったと思います。
ですが、大人になると『自分自身で人間関係を選択する』という機会も増えます。
よって、自分がどんな人間関係や環境を求めているのか、求めている人間関係を築けているのかが極めて重要だと思いませんか?

自分にとって必要なパートナーと仲間を作る方法』を解説します

①自分が、『どんな状況の時に』『どんな存在』を求めているのかを知ることが大切です
(解説)
自分が求めている存在のイメージを持ち、多くの人と接して仲間探し(パートナー探し)をしましょう

②自分が求めていない人と『無理をして』過ごしていないのか、自分に再確認する事が大切です
(解説)
自分が無理をして一緒にいる仲間や友達、恋人とはいずれ別れが来ます
自分自身で『さよなら』をする覚悟を持ちましょう
そうすれば、自分に必要な環境づくりが出来ます
また、その方が、かえって相手側の時間や気持ちを大切にする事にも繋るでしょう

③自分が求めている人に対して、『あなたは何を提供できるのか』をすぐに答えられるかが重要です
(解説)
自分が求めているだけでは、相手は離れていきます
人間関係に大切なことは『お互いに相手を思いやる心』です
よって、あなたが求めている人と出会えた時に、『あなた自身』は相手に対して『何を提供できるのか』という答えを必ず準備しておいてください
そうすれば、あなたの誠意が相手に伝わり、より人間関係を円満にするでしょう

上記文面の通りに行動した場合、たくさんの仲間ではなくても、少なからず『貴重な存在』と巡り合い、
あなた自身も『貴重な存在』として、大切にしてくれる小さなコミュニティが出来るはずです

ここで、少し実話をご紹介致します

とある不動産屋(個人事業主)さんは、開業してから3年もしない内に『店じまい』をしようかと悩んでいました。
23歳から毎月2万円を預金し、35歳になった頃に思い切って不動産業を個人で開業する事にしました。

始めは、10年以上も勤めていた会社(中堅の不動産会社)からのお客さん(大家さん)もおり、
なんとか商売が成り立っていました。

1年が経過すると、売上はどんどん減少し、生活費も苦しくなる事が度々ありました。
それでも、なんとか頑張ってきましたが、元々のお客さん(大家さん)も、不動産の事を自分には相談しなくなり、
2年が経過した頃には、元々のお客さんは、自分の傍から誰一人いなくなってしまいました。

ただ、彼には大切な『奥さんと、二人の子ども』がいます。
どうにか大切な家族と生活を守る為に商売を軌道に乗せたい、
せめて生活費に苦しまなくて良い状態にしたいと強く願い、自分よりも5年早く開業している後輩に相談に行きました。

後輩は、先輩の真剣な相談に対して、真剣に耳を傾けました。

『家族の事、生活の事、そしてその為の商売の事』

後輩は、先輩にこう尋ねました。

先輩は、どんなお客さんがついてきてくれたら嬉しいですか?

先輩も答えます。『土地や建物をずっと任してくれる裏切らない優しい人がいい』と。

後輩は質問を続けます。
そうですか。では、先輩は、先輩が求めているお客さんに対して、どんな仕事を提供出来ますか?

先輩は、自信がなさそうに、しかめっ面をして答えます。
何を提供できるのか?なんだろう。普通に管理としての仕事をを提供できると思うけどね』と。

後輩は、強い口調で先輩に話します。
そのスタンスでは、お客さんは先輩を選ばないし、先輩を頼ろうとしないと思いますよ

この先輩は、今はハウスクリーニングのバイトをして生活費を稼ぎ、
個人事業の不動産業もたまに営んでいるそうです。

この先輩を例にあげて申したいのは、
『あなた自身は、あなたが求めている人に対して、何をしてあげられるのか』という『思いやり』が足りなかったという事です。
この、『思いやり』の裏には、『覚悟・自信・努力』を兼ね備えなくてはいけません。
もちろん、世の中の大成功者のような天才的発想でもなく、寝ずに体を壊すような努力を進めている訳でもありません。

小規模事業者は、大手のような『安定的で安心感のある仕事量』を提供する事は出来ません。
大手は、全体的な利益やルールを順守する為、平社員が独断で判断し、即決して高度な仕事を請ける事はほとんどしません。

小規模事業に大切なことは、
本気で一人一人の顧客と向き合い、誰よりも頼りがいがあると感じて頂く気持ちと行動、そして高度なスキルと結果
という、大手の社員には決して出来ない速さのスピードと高度なスキルを提供しなければ生き残れないのです。
出来なかった場合には、結果、普通の大家さんは中堅や大手に仕事を依頼します。

もう一つ、プライベートの例を上げます

3年前のコロナ化、一人の女性が職を失いました。
夜の商売(飲み屋さん)をされていた人です。

この方は、もう商売は限界だと実感し、転職をしました。
この時期を経験した飲食店や飲み屋の人なら、ほとんどが、『しょうがないよね』と共感すると思います。

この女性は、兼ねてより『マッサージ業』に興味があったらしく、
地元のマッサージ店で勤める事にしました。

勤めてから半年もしないうちに、その女性は『辛いから辞めたい』と周囲に漏らしていたそうです。

聞けば、年が50歳を迎えて、若い人に指示されるのが耐えられなくなったそうです。
また、年齢もあるかも知れませんが、マッサージの仕事で手首や肩に強い痛みを抱える事になってしまったそうです。

周囲の中で、親切な友達がその女性の手助けをしてあげたいと思い、
『自分の知り合いのマッサージ店が、もう1店舗出店したいそうだから、声をかけようか?』と女性に伝えました。

新しいお店は、少人数(2~3名)で、女性顧客専用で、足腰のマッサージに重点を置くお店だそうです。

その女性は、この話に喜び、無事転職したそうです。

それから半年後に、『辛いから辞めたい』と言ってきたそうです。

皆さんなら、こんな感じの友達がいた時にどう接しますか?
めんどくさいから、私なら関わらない』という人もいるでしょう。

私は、この話の途中で、素朴な疑問を感じました。
親切な友達の転職の紹介です。
あれ?新しいお店なら、その女性の悩みは解決になるのだろうか

手首も肩もすごく痛いという人に、またマッサージの仕事は辛いのではないか
そもそも、新しいお店でも若い従業員とのいびつな人間関係が起きる可能性もあるのではないか

ここで思う事は、親切な方は悪くはありませんよね。
自分が出来る事を相手に紹介するとう形で尋ねただけなのですから。

問題は、その女性です。
自分がどんな環境を求めているのか』という事を分かっていない事です。

例えば、その女性が
都合がいい話かもしれないけど、手首や肩を痛めなくて、若い人が多い環境じゃない職場とかないのかな
と、何を求めているのかはっきりと伝える事が出来たとしたら、
話は違う方向になっていたのではないのかな、と感じました。

結果、親切な方に迷惑をかけているのではないでしょうか。

色々な考え方、見解があると思います。
私の場合は、『自分にとって必要なパートナーと仲間を作る方法』は、
自分の求めている事を知り、再確認し、求めている人が来てくれたら感謝し、思いやる気持ちをもって大切にする事だと思います。

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