ちょっとしたことでもすぐに動く人と、
後回しにする人がいますね!
おそらく、後回しにする人は、
『めんどくさがり屋』の傾向が強いのでしょう!
もしくは、動き方が分からずに後回しにして、
後から頭を整理してとりかかろうというつもりかもしれません。
こんなことがありました。
ある大家さんから、
『私の所有しているテナントビルの1階に違法駐輪外多い』
大家さんは、借りてくださっているテナント契約者の事業者や、
テナントビルの見栄えにも関わると思い、
『どうか、違法駐輪を解決してほしい』
というご依頼です。
私は早速、業者と連携し、解決にのぞみます。
まず、その日に違法駐輪者へ貼り紙をペタペタと、
『違法駐輪につき、写真にて証拠を撮影しています。●月●日も駐輪している場合には罰則として3万円を申し立てます。』
これを毎日、早朝8時に3日間行ないました。
そして4日目には、
『ポールチェーンを設置』
そして、チェーンには、防水用の貼り紙(ラメシート貼り紙)を掲げます。
内容は、
貼り紙と同様で、
『違法駐輪禁止!違法な駐輪は立派な犯罪です!見つけ次第罰則3万円を申し立てます。』
すると、1週間くらいで違法駐輪11台あったのが、
なんと、ゼロ台となりました!
これには大家さんも喜んでくれました。
『今まで他の不動産屋に聴いても、防犯カメラを設置したらどうか、とか、高額にかかる提案しか受けなかったから。』と。
確かに、防犯カメラは何かしらの事故が起き際に、
証拠しての価値が高いです。
また、防犯の予防としても効果は認められます。
しかし、街中の商業地では違法駐輪に慣れている人が多く、
違法に駐輪している感覚すらない人もいます。
よって、
『私は悪い事をしている』という認識を持ってもらうための貼り紙、
そして、ポールを立て、チェーンを敷き、貼り紙を掲げる。
もしも、防犯カメラを設置していたら、
約40万円くらいのコストがかかるであろうビル、
(カメラは4台設置した場合)
この貼り紙というアナログ方式と、
ポールチェーン方式により、コストは6万円程で完了です。
しかも、ポールチェーンは移設が簡単なものなので、
再利用も可能です。
ちなみに、他の不動産屋は1年前からこの話を聞いていたそうです。
この大家さんは、
『もし、空いているテナント1室を決めてくれたら管理は任せたい』
『こんなにすぐに行動してくれるあなたなら安心だ』
とおっしゃってくださいました。
この商業ビルは、毎月200万円以上も家賃収入が見込める物件です。
もし、管理をさせてもらえたら、
毎月10万円程の管理手数料が入ってきます。
※本当に管理を任すとなれば、大家も管理料を値切りに来るかもしれませんが
( ´∀` )
毎月の清掃費用を込みとしましても、
おそらく月7万円は利益が見込める案件です。
とはいえ、
私も本業が忙しいため、そうそうのるわけにはいかないのですが、
それでも気持ちが嬉しかったです。
と、同時に、
今まで相談を受けて来た不動産屋は何をしてきたのだろう、、
という素朴な疑問が。
ここで、1年かけても何もしてくれなかったという経験をしている大家さんだからこそ、今回の行動が心に響いたのかもしれません。
何よりも、相談を受けると決めたのなら、
即行動に移るべきです。
必ず、何かしらの解決方法はありますよ!