先日は、
『買主側の計算式、銀行側の物件価値計算式』
についてお伝えさせて頂きました。
反響が思っていた以上に大きく、
『自分の不動産を売却するとしたらいくらくらいなのだろうか』
と関心を持たれている人も多いのだろう、と感じました。
もう一つ、
大切なことをお知らせいたしますが、
『今の時期(今から数年間)は高値の不動産は売れにくいです』
この、
『高値の不動産』という意味につきましては、
『本来の物件価値(市場が評価する金額)よりも高すぎる売り物件の事』
を指します。
要するに、
今の時代、そんな価値では買う人はいないよ、
という事です。
厳しいですが、
実際に、多くの不動産サイトには
高値で売却希望を出されている売却物件の情報で満載です!
1年前から今まで、ほとんどの高値物件が売れ残っています。
中には、
『この金額なら売ってもいいが、それ以外は売らない』
という考えの人もおります。
また、不動産会社から、
『物件を売却しませんか?今なら高く売れるかも』
と言われて、おだてられ、結局売れていない。。
そんな物件も多くあります。
一般にネットにずーーっと乗せられている売却物件は、
ほとんどが高値であるため、価格を下げないと売れません。
どうしても売却したい人は、
どれくらい金額を下げるかについて吟味してみましょう。
前回の記事もぜひ、ご参考に下さい。(⇒ホンカル~売れない物件)
それと、
物件の収益価値(稼ぐ力)がどれくらいかにより、
売却金額が変わるケースがほとんどです!
ご自身の物件はいくらくらいなら売れるのか、
この買主さん側の計算式である学習記事をご参照ください。
不思議ですよね~。
自分が物件を購入する側の時には、損をしない購入方法を調べ、
売る時には少しでも高値で売れる方法を探すという市場に反する行動。
どちらも、基本的に基準があります。
基礎知識は絶対にしてっておいた方がいいですよね!