不動産会社に勤める『1年生』にとって、
『どんな物』を準備すればいいのだろう、と疑問を持つ人も多いですね。
それでは早速、
『準備』について見ていきましょう!
まず、当たり前に
『手帳』と『ボールペン』
を準備しましょう!
「えっ??今の時代に手帳なんて必要?」
と思うあなた!
手帳は必要です。
月日や大安・仏滅などの六曜(ろくよう)がちゃんと分かる手帳をご準備ください。
※六曜(ろくよう)とは、
中国から日本に伝来した曜日の読み方。
伝来時期は、14世紀の鎌倉時代とされる。
江戸時代に入って六曜の暦注は流行した。
六曜の種類は、
『先勝、友引、先負、仏滅、大安、赤口』
なぜ、手帳が必要かと言いますと、
未だに不動産業界はアナログ的な人も多いです。
年配の従業員に、地主や大家はほとんどが60歳以上。
となれば、
今風に、『ピコピコ』と携帯ばかりいじる営業マンではなく、
『誠実に人の話を聞き、マメに手帳にメモを取る』
そんな営業マンを信頼する人が多いです。
そして、六曜が大切な理由は、
『契約事』が多い業界ですので、
『縁起のいい日』を選ぶ傾向にもあります。
【契約日に好まれる日】
『大安(たいあん)※縁起良し』『友引(ともびき)※縁起良し』『先勝(さきがち)※午前中の契約のみ縁起良し』
次に、
『方位磁石』を準備しましょう。
添付している『風水コンパス』の方位磁石があれば完璧です(^^)賃貸の入居希望者や住宅購入希望者には風水を気にするお客様も多数います。特に風水の知識はなくても問題はありませんが、風水が気になっているお客様に『風水コンパス』を取り出してスッと見せてあげられるような営業マンは、『この人は気が利くな~』と思ってもらいやすいですよ!
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普通の方位磁石であれば今は、百円均一でも買えます。
賃貸のお客様、マンション購入のお客様、土地購入のお客様から、
『日が入る東はどっちだっけ?』
なんて聞かれたりすることは多いです。
感覚で物を言う人は信用されません。
お客様の目の前で、一緒に方位磁石を見せて、
『こちらが東ですね。』
という風に、誠実に対応しましょう。
次に準備する物は、
『電卓』です。
これは説明不要ですね。お金を頻繁に取り扱う業種ですので当然です。
『金利電卓』であれば尚いいですね!
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今は、スマホのアプリでもダウンロード(無料・有料あり)できます。
続いて必要な道具としましては、
『メジャー(長さを測る)』になります。
このキッチンにどれくらいの冷蔵庫が入るのか、
高さはどのくらいまでいいのか。
洗濯機はどのくらいの大きさでいいのか。
などなど、賃貸では特に必要な道具になります。
次に必要な物は、『名刺』と『名刺入れ』です。
意外に、
『名刺を忘れました』とか、『名刺を切らせています』
という人がいるが、これは失礼にあたるのでやめましょう!
また、裸で名刺を渡すのは品が無いため、
必ず名刺入れから自分の名刺を取り出しましょう!
それではおさらいです。
①手帳(月日・六曜入り)
②ボールペン
③方位磁石
④電卓(金利電卓)
⑤メジャー
⑥名刺
⑦名刺入れ
これらを意味が解って準備が出来ていれば、
『この人は真面目だな』と思われますよ!
よく、『7つ道具』という表現がありますが、
上記7つは最低限の意味を知ってから準備をしておきましょう。
最後に、不動産営業での1年生に最も必要な事は、
ずばり、
『愛嬌(あいきょう)』です。
『愛嬌』の『嬌』の右側は、『橋』の右側の『喬(キョウ)』と同じ字が入っていて、
『橋』と仲間の漢字です。
つまりは『愛嬌』は、
自分からお客様に、『愛を渡す架け橋』の役割を果たしてくれる、
と言えます。
さあ、これであなたも不動産業界の人間に仲間入りです。
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