自分の財産を計算してみよう

今回は、自分の今の状況を試算する上で分かりやすい『バランスシート』を作成するお手伝いが出来ればと思い記事を残します。

『バランスシート』とは、別名『賃借対照表』とも呼びます。
このバランスシートや賃借対照表というのは簡単にお話ししますと、
『財務状況』を表すことを言います。

企業においてはこの賃借対照表を細かく記載し、企業の資産価値や稼ぐ力を検証するために用いられますが、今回は個人で簡単に資産表を作れれば良いかと思いますので、シンプルな手法を書き出しました。

まず、個人であれば、個人の預金・株・不動産・その他プラスの資産を書き出します。

例えば、預金が100万円、所有している株は時価で100万円、不動産評価額は5,000万円、他貯蓄性のある保険(すぐに現金化できる保険)が300万円の資産だとします。

この人の資産は合計◎5,500万円の資産を保有している状態という事になりますが、純粋な資産ではありません。

次に、プラスの資産とは別にマイナスの資産を書き出します。
不動産の借金残高が8,000万円、他クレジット系の借金が200万円だとします。
すると負債額は▲8,200万円となります。

よってこの人の総資産は▲8,200万円-◎5,500万円=▲(マイナス)2,700万円となります。

次に大切な事は、毎月の収入に対して支出はどれくらいかを書き出す事です。

皆さん個人の毎月の収入に対して毎月の支出は合計いくらになりますか?
この現状を見ることはとても大切です。

どんなに資産が少なくても、借金が多くても、毎月の収入が多く支出が少ないのであれば、『この人は稼ぐ力がある』という事になります。
反対に、どんだけ収入が多くても支出も多いのであれば、一見稼ぎがいいように見える人でも『稼ぐ力』はないという評価になるのが『バランスシート』の見解です。

今回のまとめになります!

1、現在の自分の資産背景(資産状況)をプラスとマイナスに分けて書き出す。
2、毎月の収入と毎月の全支出を書き出す。
3、自分の現状経済的価値を数字で知る
4、改善策を練る
5、できることから改善を始める。
6、半年おきに1度は再度バランスシートを作成し現状を把握する。

7、再び、新たな改善策が必要かどうか検討する。

私の場合は上記7点を繰り返し行い、お金や時間に対する意識を強めるようにしています。

当然、今のような不況の状況では資産が減り、負債が増えやすいため、とても疲れることも多いです。
それでも現状から目をそらしてしまったら、新たなピンチの状況下ではあたふたし、明確な判断と行動をとることが困難になると思います。

また、どんだけ嫌な現実でも『今の自分の経済的価値を知る』ことから始めることにより、少し精神的に楽になります。
自分が思っている悩みや不安感は『具体的に書き出す』ことにより、精神的負担が減りやすいです。

≪参考記事:学習用≫不安や悩みの解決方法(実務編)

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