最近都心で、
居室の広さが約5㎡(約3畳)の「極狭(ごくせま)アパート」が
若者に人気です。
すごく狭い為、ソファベッドとテレビ、洋服棚しか置けないような部屋です。
お風呂はなく、トイレとミニキッチンとシャワーのみ完備!
こんなに狭い物件が若者(20代~30代)に人気がある理由としては、
都心の一等地に通常の家賃より30%以上安く、
敷金・礼金・更新料も不要!
しかも、今の若者は洗濯もコインランドリーで十分という考えもあるようです。
電車やバスで30分~1時間も離れれば、
同じ賃料で少しゆったりしたワンルームには充分住める!
しかし、その30分~1時間が彼らには惜しいのです。
月22日勤務している勤め人で例えると、
22日×(30分~1時間)で毎月11~22時間の時短に繋がります。
年間では132~264時間(約11日~22日)で、
1カ月近くの日数を交通時間に費やしていることになります。
それよりも、安く住める賃貸物件で中心地に住み、
浮いた時間を有意義に使いたいと思うのは世の流れかもしれません。
当然、人の価値観によりますが、
多くの若者が
時間の無駄と、費用の節約に繋がるのであれば、
「部屋は最低限の機能さえあれば充分!」
という考えになるのも納得できますね!
これからの都心部、地方の中心部は
この「極狭アパートマンション」のニーズも視野に入れる必要がありそうです。