新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいます。
接種自体は基本的には任意と思います。
ここで、私には大きな疑問があります。
新型コロナウイルスのワクチンは、『感染後の重症化を防ぐ』という意味合いで、
政府・マスコミは接種を急かしていると思います。
重症化が増えると、医療機関(ベッド数や呼吸器を備えている病院)をひっ迫させ、
死亡リスクや後遺症リスクを上げる事になるという点で、ワクチンの接種を急かしている。
私はそう認識しています。
ところが、最近の周囲の様子やマスコミの報道の仕方を見ていると、
『新型コロナの感染を抑えるためにワクチンを接種しましょう』という表現に映っています。
『えっ?ワクチンを接種したら感染も抑えられるの?』
という疑問が残ります。
インフルエンザでも、風邪でも、ウイルス性の病気でも、
ワクチン接種はあくまで重症化対策のものだと私は思います。
なのに、
『ワクチン接種したら感染対策も大丈夫』という意味不明な世の中になってる気がします。
日ごろからウイルスについて私達庶民は無知であり、
また、他人事であったのだという事は感じています。
ただ、それでもワクチン接種=感染の安全、ではないと思います。
反対に、冷静に論理的に考えて、風邪もインフルエンザ等のウイルス性の病気も、
感染はゼロにはできないので、感染する前提で対策を取るほうが人類生存的にも今の経済対策的にも有効ではないでしょうか?
たとえば、
ワクチン接種も一つの感染後の重症化対策ではありますが、
民間病院のベッド数・呼吸器数の確保を政府主導で行う事により、入院患者の数が今より増えても対応できるのではないでしょうか?
もちろん、言うは易し、という具合に民間も病院が受け入れたくない理由もあるとは聞いています。
しかし、それは現在運営している病院での懸念であり、新たな病院では問題ないのではないでしょうか?
たとえば、
公民館・廃校・廃ビル・運営の上手くいっていないホテル等、既に立っている建物を活用し、
ベッド・機材・看護師・医師・その他必要な人と物を政府主導で本気を出せば確保できる気がするのは私だけでしょうか?
私は医療従事者でもなく、政府の内部事情も分からない為、あくまでも案にすぎませんが、
『ウイルスの感染』はゼロには出来ない、そして感染を止める事は難しい為、
感染後の対策に目を向けるのも一つかと思います。
これは中々声に出すのは勇気がいるかもしれませんが、
心配な人はワクチンを接種し、そのあとは全体的にコロナに感染したほうが早期解決する気がします。
本日は私の疑問、『ワクチン接種=感染対策ではない』という点と、
そろそろ、建設的にウイルスと向き合う時期なのではないか、という疑問を記事に致しました。