新型コロナウイルスの影響により、社会全体として『極力人が集まらないようにする』という風習が広がりましたね!
会社では、
『自宅でも仕事が可能な事についてはテレワークを推進』
『極力人が密集しないように仕事をする』
という意義から、
『Web会議』を実施している会社も多いと思います。
メリットとしては記載する必要はないと思いますので割愛させて頂きます(^^)
欠点が見えてきましたので、今回はWeb会議の欠点についてご紹介させて頂きます。
💮Web会議の欠点
通信状態の不具合などもあげられますが、これは徐々に改善されていますので欠点とは言えないでしょう。
大きな欠点としては、
『Web会議の広がりにより、会議の回数が増えている』という声が一番多いかと思います。
確かに、経営陣か各都道府県の部長クラスへ、部長から各都道府県の責任者へ、責任者から現場の社員へという従来の伝言ゲームよりも、考え方、業務内の共有化がWeb会議によりやり易くなりました!
しかし、ある県では関係ないことや、ある段階においては現場には関係なく、経営陣や上層部で判断すべき事もWeb会議の内容に含まれているケースも多いそうです。
Web会議により、出張は減らせますが、業務時間も考慮しなければ現場は機能しづらいのでしょう。
例えば、経営陣より、
『各現場の意見を聞かせて欲しい。』
というWeb会議でのやり取りがあったとします。小規模(50名以下)な会社であれば有効かもしれませんが、大企業(社員1000名以上)においては、この現場への問いかけは業務効率の低下を招く欠点となり得ます。
大企業であれば、各責任者が現場の声をまとめ、書式におこして部長や経営陣に送付すれば良いでしょう。
経営陣は、『答え』を書式におこして、全社員にパソコンの共有メールで配信すれば足り、わざわざWeb会議を開く必要はありません。
これはあくまでも例の一つですが、
『Web会議が容易になったからいつでも会議がしやすくなった』と単細胞な経営陣、上層部の考えです。
だってそう思いませんか?
経営陣は会社全体も指揮する役目がありますので、自分達の効率化を優先して現場の効率化を下げる事は経営陣として能力足らずという結果を招く可能性が高いです。
機械は進歩しても、人はそこまで進歩していないという事になりますよね。
変わるべきは機械や仕組みだけではなく、自分そのものが社会の変化に適応できているかを常に自問自答する事だと私は思います。